新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について

ワクチンを接種していない人、接種できない人への偏見や差別をなくしましょう。

新型コロナウイルスワクチン接種については、新型コロナウイルス感染症のまん延予防の観点から実施するものであることから、予防接種法第9条の規定に基づいて、接種を受けるよう努めなければならないとされています。

しかしながら、接種は強制ではなく、各個人が予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解したうえで、自らの意思で接種を受けることとされています。

特に、事業主・管理者の方におかれては、接種には本人の同意が必要であることや、医学的な理由により接種を受けられない人もいることを念頭において、接種に際し細やかな配慮を行うようお願いいたします。

ワクチンを接種していない人、接種できない人に対する誹謗・中傷・差別はやめましょう。

新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくしましょう。

新型コロナウイルス感染症に関して、うわさや風評などによる差別的扱いを受ける事態が起きています。
感染された方や、そのご家族、関係者、医療に従事される方々などに対し、不確かな情報やうわさによる差別や偏見、誹謗中傷、いじめなどは決して許されるものではありません。
そして、このような行動は、本来は関係のない方々に対しても不利益をもたらすこととなり、また、体調が悪い方が、その症状を訴えることを恐れ、結果として、感染が拡大することにもつながりかねません。
人のうわさや不適切な個人情報などを聞いた場合であっても、決して拡散することなく、人権侵害につながることがないよう、公的機関が発信する正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくすために、ポスターを作成しました。

ストップ!!コロナ差別のチラシ

新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口

不当な差別やいじめ等を受けた場合は一人で悩まず、下記窓口にご相談ください。

新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者・濃厚接触者、医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別は決してあってはなりません。法務省の人権擁護機関では、新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別、偏見、いじめ等の被害に遭った方からの人権相談を受け付けています。困った時は一人で悩まず、下記窓口にご相談ください。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、来庁される方々への感染拡大防止のため、当分の間、できる限りインターネット又は電話による相談をお願いしております。

法務省相談窓口の案内画像

関連情報

法務大臣メッセージ及び政府広報等

法務省では、新型コロナウイルス感染症に関連して、感染者のほか、感染者の発生した学校、医療従事者やその家族等が風評被害、不当な差別的取扱を受けるなどの悲しい事例が報道されていることを踏まえ、このような事例を発生させないための啓発活動の取組を強化しています。

新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言

8月21日に開催されました栃木県市町村長会議において、県・市町共同による「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」が採択されました。

コロナと闘う皆さんにエールを

栃木県では、新型コロナウイルスに感染された方や医療従事者への応援メッセージを動画で作成し、ホームページやラジオCMで公開しています。

日本赤十字社「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」

1ページ 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
2ページ 新型コロナウイルスによる感染が流行しています。実はこのウイルスが怖いのは、「3つの感染症」という顔があることです。知らず知らずのうちに私たちも影響を受けていることをみなさんはご存じですか?
3ページ 3つの”感染症”はつながっている 第1の感染症「病気」第2の感染症「不安」第3の感染症「差別」ひとりひとりが気を付けないとワタシはこうやって力をつけていくよ。

全文は「日本赤十字社」のホームページにてご覧いただけます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画総務部 総務課 人権・男女共同参画係
電話番号:0288-21-5184
ファクス番号:0288-21-5137
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