小田原市と日光市の姉妹都市提携の背景

小田原市は神奈川県西部に位置する人口約19万人の都市で、戦国時代には後北条氏の城下町として、江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。

小田原市と日光市の縁は、金次郎像でおなじみの二宮尊徳にあります。天明7(1787)年に現在の小田原市に生まれた尊徳は、小田原藩や農村の再建に優れた手腕を発揮しました。その後、下野国桜町領(現在の真岡市)の復興を手掛け、その手法は「報徳仕法」と呼ばれました。

晩年、幕府から日光神領復興を命じられると、日光市(現在、日光市二宮尊徳記念館がある場所)に住居兼役所である「報徳役所」を建設して移り住み、日光の復興に尽力しましたが、安政3(1856)年、報徳役所が完成した翌年に70年の生涯を閉じました。

こうした縁を背景に昭和55(1980)年に旧今市市と姉妹都市の盟約を結び、平成18年の合併後、日光市として平成18年10月20日に再盟約を結びました。

日光市歴史民俗記念館・二宮尊徳記念館敷地にある二宮尊徳像(下写真)

杖を突いて座っている二宮尊徳像の写真

小田原城天守閣(下写真)

青空の下、下から撮影した小田原城天守閣の写真

小田原城は、昭和13(1938)年に二の丸・三の丸の一部が、昭和34(1959)年に本丸と二の丸の残り全部が国の史跡に指定されました。

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