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更新日:2023年10月18日
予防接種とは、感染症にかからないように、感染症にかかっても重症化を防ぐためのものです。
予防接種を受けることは、お子さんを感染症から守るだけでなく、感染症が大きく流行することを防ぐという大切な社会的役割があります。
日光市では、医療機関で個人ごとに受ける個別接種という方法で予防接種を実施しています。
新型コロナウイルス感染症の流行などが気になる保護者の方もいると思いますが、予防接種を受ける時期は感染症にかかりやすい月齢、年齢などをもとに定められています。くわしくは厚生労働省作成のリーフレット「遅らせないで!子供の予防接種と乳幼児健診」(PDF:849KB)をご覧ください。(別ウインドウで開きます)
区分 |
接種回数、間隔 |
実施月 |
対象年齢、学年 |
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ロタワクチン
(令和2年8月1日以降に生まれた方) |
1回接種後27日以上の間隔をあけて2回目を生後24週0日までに接種する
27日以上の間隔をあけて32週0日までに3回接種
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通年 |
ロタリックス、ロタテックともに生後14週6日までに初回接種することが推奨されています
生後2ヶ月~24週0日までに2回接種
生後2ヶ月~32週0日までに3回接種 |
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四種混合(百日ぜき・ジフテリア・破傷風・ポリオ) |
標準的には20日から56日までの間隔をおいて】3回 その後6か月以上の間隔をあけて【標準的には12か月から18か月に間隔をあけて】 追加として1回 |
通年 |
生後2ヶ月~90ヶ月未満 【標準的な年齢】初回3回:生後3~12ヶ月 追加1回:初回接種後12~18か月おいて
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ポリオ ※四種混合を受けている方は接種する必要はありません。 |
四種混合と同様 |
通年 |
四種混合と同様 |
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麻しん・風しん |
MR混合 |
1期として1回 2期として1回 |
通年 |
1期:1回生後12ヶ月~24ヶ月未満 令和5年4月1日から令和6年3月31日までが2期の接種期間です |
麻しん単独 |
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風しん単独 |
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BCG接種 |
1回 |
通年 |
1歳未満 【標準的な接種月齢は生後5ヶ月~8ヶ月】 |
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B型肝炎 |
3回
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通年 |
1歳未満
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二種混合(ジフテリア・破傷風) |
1回 四種混合(三種混合)の第2期として接種します |
通年 |
小学校6年生【平成23年4月2日から平成24年4月1日生まれ】のお子さんに通知します(11歳以上13歳未満が対象者です) |
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ヒブ(インフルエンザ菌b型)
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通年 |
生後2ヶ月~5歳未満
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小児用肺炎球菌 |
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通年 |
生後2ヶ月~5歳未満
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水痘(水ぼうそう) |
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通年 |
1歳~3歳未満(2回)
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日本脳炎
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1期の初回として6日以上の間隔をおいて【標準的には6日~28日までの間隔で】2回 |
通年 |
生後90ヶ月(7歳半)までに3回
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1期の追加として1期の初回2回接種が終了後、6か月以上の間隔をおいて【標準的には約1年の間隔をおいて1回 |
通年 |
生後90ヶ月(7歳半)までに3回
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2期として 9歳から13歳未満で1回 |
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9歳以上13歳未満 |
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特例対象者の接種 | 差控えによって幼少時に接種できなかった方(平成19年4月1日までに生まれた20歳未満の方)は1期、2期とも20歳未満の間は接種できます。くわしくはお問い合わせください。 | |||
子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
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2回または3回 |
通年 |
小学校6年生~高校1年生相当(平成19年4月2日~平成24年4月1日生まれ)標準的な接種期間は中学校1年生とされています。 ※平成25年6月から積極的に接種を勧奨することが差し控えられてきましたが、令和4年度から、勧奨が再開されました。 子宮頸がん予防ワクチン接種についてご相談は、厚生労働省の相談電話050-3818-2242まで。(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで受付ています) |
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インフルエンザ(高齢者) 毎年10月~2月が接種期間です くわしくは9月中旬以降に掲載します |
1回 |
10月 |
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高齢者用肺炎球菌(23価ワクチン) 平成26年10月から一部年齢の方が定期接種となりました。 ※希望する方は市に申込みが必要です |
1回 |
通年 |
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ロタウイルスワクチンは、令和2年10月1日から定期接種となりました。対象となるのは令和2年8月1日以降に生まれたお子さんです。
ロタワクチンは注射剤ではなくて、飲むワクチンです。ワクチンは2回飲むワクチンと3回飲むワクチンの2種類あります。最初に受けたワクチンと同じ種類のワクチンで完了しましょう。どちらのワクチンをお使いいただいても、ロタウイルス胃腸炎に対して同様の予防効果があると考えられています。どちらのワクチンも初回接種は14週6日までに済ませましょう。
三種混合ワクチン(百日せき・ジフテリア・破傷風)に不活化ポリオワクチンが加わったワクチンです
四種混合ワクチンを計4回(初回3回追加1回)接種します
令和5年4月から生後2ヶ月から接種できるようになりました。
標準的な接種の開始年齢は生後2ヶ月~12ヶ月です。
1期初回接種:20日以上の間隔をおいて3回(標準的には20日~56日の間隔)
1期追加接種:初回接種終了後少なくても6か月以上、標準的に1年から1年半までの間隔をおいて1回
B型肝炎ウイルスに感染した場合、十分な免疫状態であれば感染は一過性で済みます。しかし、免疫反応が不十分な状態のときに感染を受けると、ウイルスは長期間にわたって肝臓内に潜伏し続ける持続感染となり、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がんを発症してしまう場合があります。
小児のうちに予防接種をするほうが、抗体の獲得率が高いといわれています。
麻しんとははしかのことです。麻しん風しんの予防接種は、第1期・第2期での生涯2回接種します。2回
の接種によって抗体がつき、病気の発生を防ぐことができます。各期の対象者は次のとおりですので、対象年齢を確認し、早めに予防接種をお受けください。
対象年齢 | 接種方法 | |
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第1期
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生後12~24ヶ月未満 | 市内の指定医療機関で個別接種 |
第2期
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小学校入学前の1年間(今年度は平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれのお子さん) |
接種期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
接種費用:市が負担しますが、接種期間を過ぎた場合は自己負担となります
二種混合予防接種は、幼児期に受けた三種混合ワクチン又は四種混合ワクチン接種の追加接種として実施します。
平成26年10月1日から「定期接種」となりました。
日本脳炎の予防接種は、ワクチン接種後の重度の副作用が生じたため、国により、平成17年度から平成21年度まで接種をおすすめしていませんでした。その後、新しいワクチンが開発されて、新しいワクチンで定期接種として受けることができるようになりました。現在は下記の対象児を優先に日本脳炎の予防接種が受けられるようになっています。
1期初回(2回) |
3歳 |
1期追加 | 4歳、5歳 |
2期 |
18歳(高校3年生相当)にお知らせします |
標準的な接種スケジュール
【平成19年4月2日以降に生まれたお子さん】
接種期間:生後6ヶ月~生後90ヶ月(7歳半)に至るまでの間
1期初回接種(2回):3歳になったら6日以上の間隔をあけて(標準的には6日から28日の間隔をあけて)2回接種する
1期追加接種(1回):2回目から6か月以上(標準的にはおおむね1年)あけて1回
2期接種(1回):9歳~12歳(13歳未満)に1回
特例対象者の接種スケジュール
特例対象者:【平成19年4月1日までに生まれた20歳未満の方】
接種期間:20歳の誕生日の前日までの間は公費で接種できます
1期初回接種(2回):6日以上の間隔をあけて(標準的には6日から28日あけて)2回接種
1期追加接種(1回):2回目から6か月以上あけて(標準的にはおおむね1年後)1回
2期(1回):3回目の接種の翌日から数えて少なくても6日以上の間隔をおいて接種します。
母子健康手帳を確認して、1期3回の接種が完了していない場合は、早い時期に不足分の接種を受けることをおすすめします。
個別予防接種実施医療機関一覧(PDF:140KB)をご覧ください。(別ウインドウで開きます)
やむを得ない事情で市外で予防接種を受ける場合は、手続が必要です。市外医療機関宛に依頼書の提出が必要になりますので、必ず事前に手続きをしてください。先に接種してしまうと助成が受けられない場合があります。
栃木県では「栃木県内定期予防接種相互乗り入れ事業」を実施しています。この事業に協力している医療機関の協力医師のもとでは、日光市の予診票または専用の予診票を使用して、日光市内医療機関で接種するのと同様に支払無しで接種することができます。(医師により接種可能な予防接種の種類が異なりますのでご注意ください。)ご希望の方は、事前に健康課にご連絡ください。
接種予約時は、栃木県内相互乗り入れ事業に参加しているかを事前に接種を希望する医療機関へお問合せいただくか、健康課でも確認できますのでお問い合わせください。
栃木県内定期予防接種相互乗り入れ事業に参加している医療機関については、栃木県医師会のホームページ(外部サイトへリンク)(外部サイトへリンク)をご覧ください。(別ウインドウで開きます)
県外または栃木県内定期予防接種相互乗り入れ事業に参加していない市外の医療機関で定期予防接種を希望するとき
栃木県内の市外の医療機関で、「栃木県内定期予防接種相互乗り入れ事業」に参加していない医療機関で接種する場合、または栃木県外の医療機関で接種を希望する場合は、事前に申請が必要です。医療機関宛の依頼書を作成しますので、必ず事前に手続きをしてください。必要書類を持参して接種し、接種費用は全額お支払してください。助成申請書を提出していただいた後に、助成金を振込いたします。手続きをしないで先に接種してしまうと助成が受けられませんのでご注意ください。
令和3年11月26日付厚生労働省通知「ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について」(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
令和4年度からの積極的な接種勧奨再開の通知を受けて、日光市では接種の対象となる方とその保護者様宛に、個別通知を順次発送いたしました。子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンです。令和5年4月からは2価ワクチン、4価ワクチンに加えて9価ワクチンが使用できるようになります。9価ワクチンについての情報は、9価ワクチンについてのリーフレット(PDF:791KB)(別ウインドウで開きます)をご参照ください。各ワクチンの接種間隔や子宮頸がんとヒトパピローマウイルスとの関係、ワクチン接種の効果や接種による副反応などの情報を記載したリーフレットをご参照ください。
厚生労働省では、子宮頸がん予防ワクチン接種についての相談電話を開設しています。
子宮頸がん予防ワクチンについての栃木県のホームページ(外部サイトへリンク)もご覧ください。(別ウインドウで開きます)
子宮頸がん予防ワクチンについての厚生労働省のホームページをご覧ください。(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます)
子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年度から令和3年度までは積極的接種勧奨が差し控えられていましたが、令和4年度から積極的な接種勧奨が再開されることになりました。
積極的な勧奨が差し控えられていた期間に、定期接種の対象年齢を過ぎてしまった方を対象に、無料で接種することができる機会を設けることになりました。これをキャッチアップ接種と呼んでいます。
子宮頸がん予防ワクチンの積極的な勧奨を差し控えていたことにより、定期接種として子宮頸がん予防ワクチンを受ける機会を逃した方で、定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生相当まで)を過ぎて、自費で子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けた方に、接種費用を助成します。
対象となるのは、次の1から3のすべての条件を満たす方です。
接種を受けた医療機関に対して支払った接種費用
ただし、日光市が定める子宮頸がん予防ワクチンの定期接種に係る助成限度額を上限額とします。
(注意)医療機関までの交通費、宿泊費、医療機関で発行してもらう証明書に係る費用は助成の対象にはなりません。
2価(サーバリックス)又は4価(ガーダシル)ワクチン
(注意)定期接種の対象となっていなかった9価ワクチン(シルガード9)は助成の対象とはなりません。
紛失などにより、接種費用を支払ったことを証明する書類を添付できない場合は添付不要です。この場合助成額は市が定める金額となります。
接種記録を確認できる書類がお手元に無い場合は、接種を受けた医療機関で償還払い申請用証明書(様式第2号)(PDF:86KB)(別ウインドウで開きます)を記入してもらって添付してください。
郵送又は健康課の窓口に持参してください。
(注意)各行政センターや各地区センター、出張所では取扱っていません。
令和7年3月31日まで
予防接種を受ける方または保護者と医師との相談によって判断し、行われるものです。
任意(法定外)予防接種はすべて医療機関での個別接種です。任意の予防接種ですので、接種を希望する方は予防効果や副作用についてご理解の上で接種してください。
おたふくかぜワクチンの助成は、令和2年4月1日から費用の一部助成となりました。5,000円までは日光市が助成しますので、5,000円をこえる場合には差額は保護者様の負担となります。
おたふくかぜは、ムンプスウイルスによって起こる急性疾患で、飛沫感染後、増殖したウイルスは全身に広がります。耳下腺の腫れを特徴とするため「流行性耳下腺炎」とも呼ばれ、後遺症として感音性難聴がみられることがあります。
5,000円(一部助成)
おたふくかぜワクチン予防接種費用一部助成についてのチラシ(PDF:410KB)をご覧ください。(別ウインドウで開きます)
おたふくかぜワクチン予防接種は任意接種です。受ける前の注意事項(PDF:304KB)を必ずお読みください。(別ウインドウで開きます)
生活保護受給世帯の場合は、全額市が助成します。受ける前に申請が必要となります。
日光市法定外予防接種費全額助成申請書(PDF:80KB)(別ウインドウで開きます)
区分 |
対象年齢 |
回数 |
助成額 (1回につき) |
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高齢者肺炎球菌 くわしくは、広報にっこうと一緒に配布する紫色のチラシをご覧ください。 希望する方は市に申込みが必要です |
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再接種するには、前回の接種から5年以上経過していることが条件です |
一部助成 4,000円 |
インフルエンザ(小児) 実施期間は毎年10月から翌2月までです |
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2回 |
一部助成 2,000円 |
インフルエンザ(中学生、高校生相当) 実施期間は毎年10月から翌2月までです |
令和5年度の対象者については確定次第公開します
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1回 |
一部助成 2,000円 |
個別予防接種実施医療機関一覧(PDF:140KB)をご覧ください。(別ウインドウで開きます)
市外で任意予防接種を受ける場合は事前に申請が必要です。市外医療機関宛に依頼書の作成が必要になりますので、必ず事前に手続きをしてください。先に接種してしまうと助成が受けられません。接種費用は全額お支払をしてください。助成申請書を提出していただいた後に助成金を振込みます。
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