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更新日:2022年10月17日
法律上の定義はありませんが、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことをいいます。
子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。
でも、ヤングケアラーは、年齢等に見合わない重い責任や負担を負うことで、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間。
これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思える、「子どもが子どもでいられる街」を、みんなでつくっていきませんか。それはきっと、すべての人が幸せに暮らせる社会をつくる一歩になるはずです。
以上、厚生労働省ホームページより引用
家事や家族の世話することは、本来立派なことです。でも、それによって、学校生活に影響がでたり、こころや体に不調がでているかもしれません。そんなときは、ひとりで抱えこまずに周りの人に相談しましょう。
担任の先生、保健室の先生、その他の先生、スクールカウンセラー、話しやすい大人など
日光市の相談窓口(ヤングケアラーについて気になることがあれば、こちらに)
日光市家庭児童相談室 | 0288-30-7830 | 毎日24時間 |
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その他の相談窓口
児童相談所相談専門ダイヤル (子どもの福祉に関する相談) |
028-665-9999 0120-189-783 |
毎日24時間 |
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ホットほっと電話相談 (いじめやSOSなど) |
0120-0-78310 | 毎日24時間 |
ヤングケアラーは家庭内の問題であり、表に出にくいものです。また、子ども自身やその家族が「ヤングケアラー」であるということを認識していない、周囲が異変に気づいていても家族の問題に対してどこまで介入すべきかが分からないといった理由により、必要な支援につながっていないケースもあります。
ヤングケアラーの存在に気づくためにまず必要なことは、「ヤングケアラーがいるかもしれない」ということを常に意識することです。皆さまがヤングケアラーの存在に気づくためのきっかけの例を以下で紹介しますので参考にしてください。
なお、ヤングケアラーが疑われるケースがある場合には、日光市家庭児童相談室(0288-30-7830)にご連絡ください。
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分野、場所等 |
きっかけの例 |
1 |
学校、保育所等 |
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高齢者福祉、障がい福祉等 |
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3 |
病院、診療所等 |
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4 |
地域 |
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5 |
その他 |
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『多機関・多職種連携によるヤングケアラー支援マニュアル(有限責任監査法人トーマツ.令和4年3月)』をもとに作成
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