地域ケア会議

地域ケア会議とは

介護保険法115条の48に定義される「会議(地域ケア会議)」をいい、地域において自立した日常生活を営むために必要な支援体制に関する検討を行うものです。

また、地域ケア会議には、1.個別課題解決機能、2.ネットワーク構築機能、3.地域課題発見機能、4.地域づくり・資源開発機能、5.政策形成機能があります。

ケアマネジメント支援会議(地域ケア個別会議:ケアマネジメントの質の向上)

目的

ケアマネジメント支援会議は、個別事例の課題検討を目的とした「地域ケア個別会議」に位置づけられるものです。

介護保険法では、尊厳保持と自立支援(第1条)、要介護状態等の軽減・重度化防止(第2条)、要介護状態の予防や能力の維持向上(第4条)を定めています。

ケアマネジメント支援会議では、多職種協働の視点により個別ケースの検討を行い、高齢者の生活行為の課題や自立支援によりQOLを目指すとともに、自立支援・介護予防・重度化防止の視点によりケアマネジメント支援を行うことを目的として実施するものです。

期待する効果

ケアマネジメント支援会議の参加者にとっては、ネットワーク構築の場であり、OJTの場でもあります。また、以下のような効果も期待されています。

事例提供者(介護支援専門員・介護事業所等)

事例に対する多職種の専門的な視点に基づく助言を通じ、自立に資するケアマネジメントの視点やサービス等の提供に関する知識等の習得

専門職(助言者)

専門職としてのスキル向上

行政

事例検討を積み重ねることによる地域課題・行政課題の発見・把握、解決策の検討

運営方法について

ケアマネジメント支援会議を運営するにあたり、手引きを作成しました。これに基づき運営していきます。

自宅でくらす会議(地域ケア個別会議:支援困難ケース対応)

目的

自宅でくらす会議は、介護保険法115条の48に定義される「会議(地域ケア会議)」のうち、個別事例の課題検討を目的とした「地域ケア個別会議」に位置づけられるものです。

本人・家族等、地域住民等支援者、担当CM、介護保険事業者、社協、あすてらす、生活支援コーディネーター等が参加し、高齢者等の個別事案の支援内容、地域包括支援ネットワークの構築、個別事案に共通する地域の課題に関すること地域の皆さんと一緒に考える場です。

地域包括支援センターから参加依頼がありましたら、積極的にご参加をお願いいたします。

コンセプト

「住み慣れた地域で安心して暮らし続けることは、誰もが望むことです。しかし、加齢に伴って生じる心身の変化によって今までどおり生活を継続することが難しくなる方もいます。だからこそ、引き続き自宅で生活できるように、地域の方のほんの少しの知恵と力を借りられるように、地域の方と関係者が一緒になって考える会議です。」

運営方法について

自宅でくらす会議を運営するにあたり、手引きを作成しました。これに基づき運営していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部高齢福祉課地域包括支援センター
電話番号:0288-21-2137
ファクス番号:0288-21-5533
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