○日光市消防職員の訓練、礼式及び服制に関する規則
平成18年3月20日
規則第255号
(趣旨)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、日光市消防職員(消防吏員に限る。以下「職員」という。)の訓練、礼式及び服制について定めるものとする。
(平19規則48・令3規則43・一部改正)
(訓練及び礼式)
第2条 職員の訓練及び礼式は、消防訓練礼式の基準(昭和40年消防庁告示第1号)、消防操法の基準(昭和47年消防庁告示第2号)及び消防救助操法の基準(昭和53年消防庁告示第4号)の定めるところによる。
(令3規則43・全改)
(服制)
第3条 職員は、勤務中常に正規の服装を着用しなければならない。ただし、作業に従事するとき又は室内において事務に従事するときは、この限りでない。
2 職員の服制は、別表のとおりとする。
3 儀式又は祭典の場合には、ネクタイは必ず用い、かつ、手袋は白色のものとする。ただし、次項の区分により夏服を着用する場合は、これらを用いなくてもよい。
(1) 冬服 10月1日から翌年5月31日まで
(2) 夏服 6月1日から9月30日まで
(令3規則43・全改、令6規則30・一部改正)
(その他)
第4条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防長が別に定める。
(令3規則43・旧第6条繰上)
附則
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成19年7月20日規則第48号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和3年7月26日規則第43号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和6年9月5日規則第30号)
この規則は、公布の日から施行する。
別表(第3条関係)
(令6規則30・一部改正)
冬帽 | 色 | 濃紺 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 | ||||
女性 | 円形つば型とする。 | |||||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺とする。 | |||||
周章 | 帽の腰まわりには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合には、じゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合には、じゃ腹組黒色線を巻くものとする。 | |||||
夏帽 | 色 | 紺 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 天井の両側にはと目をつけ、通風口とする。 腰は、藤づるあみとし、すべり革には、所要の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 | ||||
女性 | 冬帽と同様とする。 | |||||
き章 | 冬帽と同様とする。 ただし、台地は紺とする。 | |||||
周章 | 帽の腰まわりに、紺又はその類似色のななこ織を巻くものとする。 | |||||
防火帽 | 保安帽 | 地質 | 強化合成樹脂又は堅ろうな材質 | |||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の震動を防ぐ装置を付ける。前後部にひさしを付け、あごひもは、合成繊維とする。 | |||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。台地は地質と同じものとする。 | |||||
周章 | 帽の腰まわりに1条ないし3条の白又は赤の反射線を付ける。 | |||||
しころ | 地質 | 耐熱性防水布 | ||||
製式 | 取付け金具により保安帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 | |||||
周章 | しころのまわりに1条ないし3条の白又は黒の反射線を付ける。 | |||||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 男性 | 折りえり 胸部は二重とし、消防章を付けた金色金属製ボタンを2行に付ける。 | |||
女性 | 打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金線ししゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 | |||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 | |||||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章を付ける。 | |||||
えり章 | 左えりに、市を表徴するバッチ1個を付ける。 | |||||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 | ||||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 | |||||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青 | |||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長そで又は半そでとする。 淡青又はその類似色のボタンを1行に付ける。 | |||
女性 | 打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | |||||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | ||||
製式 | 冬服下衣と同様とする。 | |||||
活動服 | 上衣 | 色 | ブルーとし、えり、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |||
製式 | 長そでとし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 | |||||
ズボン | 色 | ブルーとする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 | |||||
冬救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡系を使用したピッケ | |||
製式 | 前面 | 台えり付シャツカラーの長そでとし、ウエストラインにタックをいれる。比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットを付け、胸部左右のポケットにはふたを付ける。 えりに、ポリエステルと綿との混紡系を使用した白のブロードの替えりを付ける。 右胸部ポケット上部に階級章用、左胸部ポケット上部には救急隊章・救急救命士章を取り付ける。 左袖外側肩下にペン用のポケットを付ける。 右袖外側肩下に消防隊員章を取り付ける。 前面の合わせはファスナー付とし、両袖口はファスナーを付け、内側に三角布を付けるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。 | |||||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニー | ||||
製式 | 長めのタックをいれた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 | |||||
夏救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい黄みの灰色で、ポリエステルを使用したピンホールトロピカル | |||
製式 | 長そで又は半そでとし、その他は、冬救急服上衣と同様とする。 一部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。 | |||||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカル | ||||
製式 | 冬救急服ズボンと同様とする。 | |||||
救助服 | 上衣 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | |||
製式 | 開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットを付ける。 一部分は当て地とする。 | |||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットを付ける。 一部分は当て地とする。 | |||||
ワイシャツ | 白 | |||||
手袋 | 白 | |||||
バンド | 前金具の中央には消防章をつける。ただし、救急用は白の合成皮革とし、前金具の色は、銀色とする。 救急用は白の反射テープを付ける。 | |||||
靴 | 黒の短靴又は半長靴とする。ただし、防火用は銀色又は黒のゴム製長靴(踏抜き防止板を挿入する。)、救急用は黒革の短靴又は必要に応じ、黒のゴム製長靴、救助用は黒の編上式半長靴とする。 |
備考
1 冬帽若しくは冬服又は夏帽若しくは夏服についてその一部にオレンジ色を配し、又は冬服若しくは夏服と併せて用いるエンブレム、ネクタイ等についてオレンジ色を基調としたものとすること等により、冬服、夏服等の一部にオレンジ色を配するものとする。
2 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。
3 夏服のえりについては、開きん(小開き式)をもって、シャツカラーに代えることができる。
4 活動服については、ファスナーをもって、ボタンに代えることができる。