地方創生の周知啓発

中学生向けマンガ版リーフレット「日光市の未来に向けて私たちができること~人口減少問題について考えよう~」を作成しました

日光市では、人口の現状や将来の見通し、人口減少が引き起こす影響、人口減少に対する市の取り組み、市が有する地域資源などを中学生にわかりやすく知ってもらい、日光市の将来について考えていただくきっかけとなるよう、文星芸術大学の協力を得て、マンガによる周知啓発用のリーフレットを作成しました。

日光市地方創生シンポジウム「探し出せ!日光の新しい宝」を開催しました

日光市では、地方創生に向けた取組みについて理解を深めていただくため、平成29年3月5日(日曜日)道の駅日光ニコニコ本陣多目的ホールにて、「日光市地方創生シンポジウム「探し出せ!日光の新しい宝」」を開催しました。当日は約250名の皆様にご参加いただきました。

1.「日光市の現状と課題」

中村祐司宇都宮大学地域デザイン科学部教授

2.基調講演横石知二氏株式会社いろどり代表取締役社長

『そうだ葉っぱを売ろう~地域資源をお金に換える錬金術を公開~』

内容

上勝町概要(四国で最も人口が少なく、徳島県内で最も高齢化率が高い町)

位置徳島県庁から南西方向に40キロメートル(車で約50分)

面積109.68平方キロメートル、(山林86%)

人口1,637人、高齢化率51.89%(平成28年10月現在)

まちづくり、地域づくりをやろうと思ったことはありません。

人には「出番と居場所と役割がある」ことを基本に活動を続け、地域の自分の足元にある資源を活用してそれをビジネスに構築し、地域で自立して生活の基盤を作ってきました。

いろどり事業とは、地域の仲間と好きなことをして稼ぐと新たなコミュニティができる、「地縁」「職縁」「好縁」です。地域の方が楽しくてワクワクして面白い舞台づくりをやっています。

地域資源のビジネス化とは、「今までやってきたからいい」という感覚をまず捨て、絶対に変えてはいけないことと、世の中の変化に対して、自分で変える必要があるのはどれかを見極めることです。

そして、身の丈に合った仕組みを作ることで、ビジネスに必要な情報を入れ込む必要があります。

必要な情報を得たら、事業者にすぐに流して活用していくことです。

地域のことが自分のことになり、地域のリーダーはプロデューサーになって一人ひとりが「自分のこと」になっていくようにしていくことです。

「探し出せ!日光の新しい宝」と書かれた幕の下に講演の内容がスクリーンに映し出され、右側に男性が立っている写真

3パネルディスカッション

横石知二氏

三上政志氏古民家食堂六代目へいじ店主

金子由佳氏NPO法人日光市女性の起業を応援サポートSUNRISE代表理事

斎藤文夫日光市長

内容

地域の活動は、コミュニティの人数が多い、少ないというのではなく、一人ひとりに役割と出番を創り、地道に継続してやっていきながら理解者を増やしていくことが重要です。

何が何でもコミュニティを創るのではなく、まず共感したい人、やりたい人が集まり進めていく、出来ることをまずやっていくことです。

  • 〈三上政志さん〉
    弘前市出身。観光関係の仕事に携わり、2012年市に移住した。
    市の五十里集落(6戸11人)において、「古民家食堂六代目へいじ」を営み、会津西街道の研究を行っている。
    現在は、集落の空き家を活用する計画を進めている。
    空き家が活用できれば、古民家を拠点に、集落に点在する蕎麦屋等を結び、散策と観光の視点でまちづくりができるので、空き家を地域資源にすべく仲間たちと活動している。
  • 〈金子由佳さん〉
    小田原市出身。結婚後、夫の地元である市に移住した。2児のママ。
    子育て中のママの居場所と出番を創る活動の場「NPO法人日光市女性の起業を応援サポートSUNRISE」を2012年に設立した。
    SUNRISEでは、ゼロから実績を積める場の提供、情報交換、交流会や外部講師を招いての勉強会などを行っている。現在は日光ゆばを活用した商品開発に取り組み、販売に向け協議を進めている。
「探し出せ!日光の新しい宝」と書かれた幕の下に机と椅子が設置され、4人の男性と1人の女性が席に座っている写真

関連ファイル

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企画総務部総合政策課政策調整係
電話番号:0288-21-5131
ファクス番号:0288-21-5137
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