クマの出没に注意しましょう!

クマと出会わないために心がけること

クマの活動が活発になる4月から11月頃にかけて、人家周辺などへのクマの出没が多くなる時期となります。日光市はほぼ全域がクマの生息地です。その存在は豊かな自然が存在する証でもあり、人間とクマが適度な距離を保ち、共存できるよう心がけてほしいことがあります。

クマのエサとなる可能性があるものを放置しない

  1. 家庭ごみ、ペットや家畜等のエサ
  2. 農地における廃棄作物
  3. 柿や栗などの放任果実

これらはすべて、クマにとって魅力的な食糧となり、クマを誘因してしまう原因となりますので、適正に管理することが大切です。

早朝や夜間の行動は極力避ける

これらの時間帯は、クマが食糧を求めて活発に動く時間帯であり特に注意が必要です。

クマに人間の存在を知らせる

クマの生息域である山林やその付近に立ち入る際は、クマ鈴やラジオなど音が出せるものを携行し、人間の存在を知らせることが大切です。大抵の場合、クマの方から逃げていきます。しかし、中には、人が近づいても逃げないクマもいますので、クマがいることに気が付いたら、決して近づかないようにしましょう。

もしもクマに出会ってしまったら…

クマに背を向けず、ゆっくりと後退して距離とる

クマは走って逃げるものを追いかける習性があるため、決して走らず、クマを見ながらゆっくりと後退するようして距離をとるようにしましょう。

大声を出したり、物を投げつけたりしない

これらの行為は、クマを興奮させかえって危険です。クマを刺激しないよう静かにその場から離れるようにしましょう。

子グマであっても決して近づかない

付近に親グマがいる可能性が非常に高く、子グマを守ろうと襲ってくることがあります。可愛いからと興味本位で近づいたりしないようにしましょう。

万が一クマが襲ってきたら

地面にうずくまり、首の後ろに手を組むなどして、致命傷となる頭部への打撃等を防ぎ、クマが去るのを待ちましょう。

その他

注意喚起のチラシはこちら(自治会や会社・学校などでの周知等に役立ててください)

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この記事に関するお問い合わせ先

観光経済部環境森林課自然環境係
電話番号:0288-21-5152
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