令和2年度水道事業決算

令和2年度水道事業会計決算の状況

日光市水道事業は、快適で住みやすい生活環境をつくるため、良質で安全・安心な水の安定的な供給に努めています。

建設改良事業については、施設の整備や改修、老朽管の更新など、引き続き水道施設の整備を行いました。

財政状況については、収益的収支の純損失は1億1,268万682円(税抜)となりました。資本的収支は9億2,635万426円(税込)の不足となり、不足額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。

収益的収支(税抜)
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度比
増減
対前年度比
比率(%)
水道事業収益合計(A) 1,791,516千円 1,992,563千円 -201,047千円 89.9%
水道料金 1,477,799千円 1,648,540千円 -170,741千円 89.6%
長期前受金戻入 216,973千円 243,822千円 -26,849千円 89.0%
その他 96,744千円 100,201千円 -3,457千円 96.5%
水道事業費用合計(B) 1,904,197千円 1,947,543千円 -43,346千円 97.8%
人件費 142,551千円 139,569千円 2,982千円 102.1%
支払利息 126,589千円 140,305千円 -13,716千円 90.2%
減価償却費 981,978千円 1,028,093千円 -46,115千円 95.5%
動力費 85,995千円 99,114千円 -13,119千円 86.8%
修繕費 105,381千円 110,806千円 -5,425千円 95.1%
委託料 307,597千円 290,107千円 17,490千円 106.0%
その他 154,106千円 139,549千円 14,557千円 110.4%
差引(A)-(B) -112,681千円 45,020千円 -157,701千円
資本的収支(税込)
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度比
増減
対前年度比
比率(%)
資本的収入合計(C) 442,552千円 290,671千円 151,881千円 152.3%
企業債 338,500千円 197,700千円 140,800千円 171.2%
その他 104,052千円 92,971千円 11,081千円 111.9%
資本的支出合計(D) 1,368,902千円 1,290,833千円 78,069千円 106.0%
建設改良費 689,440千円 583,960千円 105,480千円 118.1%
企業債償還金 675,706千円 689,253千円 -13,547千円 98.0%
その他 3,756千円 17,620千円 -13,864千円 21.3%
差引(C)-(D) -926,350千円 -1,000,162千円 73,812千円

令和2年度日光市水道事業会計「キャッシュ・フロー計算書」

キャッシュ・フロー計算書

現金や容易に換金可能な預金等のことを「キャッシュ」とし、この「キャッシュ」の増加や減少のことを「キャッシュ・フロー」と呼びます。「キャッシュ・フロー計算書」は一会計期間における資金の流れを「業務活動」「投資活動」「財務活動」の3つの企業活動別に分類し表示することにより、性質の異なる資金の増減を把握することができます。

「業務活動」によるキャッシュ・フロー

企業が外部からの資金調達に頼ることなく、業務能力を維持するためにどの程度の資金を主たる業務活動から獲得したかを示す重要な情報です。例えば…

  • 収入=料金収入
  • 支出=施設(浄水場・配水場等)の維持管理費・修繕費

「投資活動」によるキャッシュ・フロー

将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどの程度の資金を投下したか、また、投下した資金をどの程度回収したかを示す情報です。例えば…

  • 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)に対する補助金等
  • 支出=浄水場や配水管の整備工事等

「財務活動」によるキャッシュ・フロー

営業活動及び投資活動を維持するためにどの程度の資金が調達され、また、どの程度の資金が提供者に返済されたかを示す情報です。例えば…

  • 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)を実施するための借入金(企業債)
  • 支出=借入金(企業債)の元利償還

令和2年度日光市水道事業キャッシュ・フロー概略

  1. キャッシュの平成元年度末残高:24.6億円=令和2年度へ繰越
  2. 令和2年度中のキャッシュの増減:-1.6億円
    • 「業務活動」によるキャッシュ・フロー:7.0億円
    • 「投資活動」によるキャッシュ・フロー:-5.2億円
    • 「財務活動」によるキャッシュ・フロー:-3.4億円
  3. キャッシュの令和2年度末残高:23.0億円=令和3年度へ繰越

説明

「業務活動」で得た7.0億円の資金を、「投資活動」に5.2億円投入し、「財務活動」に3.4億円投入し、差引き1.6億円の資金が減少しました。
結果、令和2年度の資金残高は23.0億円となり、これを翌年度に繰越しました。

キャッシュ・フロー計算書(税抜)

1.業務活動によるキャッシュ・フロー
業務活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
当年度純利益 -112,680,682 45,020,400 157,701,082
減価償却費 981,977,693 1,028,092,728 -46,115,035
固定資産除却費 2,917,211 4,230,938 -1,313,727
引当金の増減額(-は減少) -76,440,498 -4,860,842 -71,579,656
長期前受金戻入額 -216,972,516 -243,822,196 26,849,680
受取利息及び受取配当金 -621,209 -815,323 194,114
支払利息 126,588,568 140,305,427 -13,716,859
未収金の増減額(-は増加) 120,717,544 -71,534,599 192,252,143
たな卸資産の増減額(-は増加) 245,020 -11,905 256,925
未払金の増減額(-は減少) -12,779,391 36,345,046 -49,124,437
その他流動負債の増減額(-は減少) 12,617,325 678,555 11,938,770
小計 825,569,065 933,628,229 -108,059,164
利息及び配当金の受取額 621,209 815,323 -194,114
利息の支払額 -126,588,568 -140,305,427 13,716,859
業務活動によるキャッシュ・フロー 699,601,706 794,138,125 -94,536,419
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
有形固定資産の取得による支出 -630,228,919 -549,006,881 -81,222,038
補助金等による収      104,052,000 92,970,753 11,081,247
投資活動によるキャッシュ・フロー -526,176,919 -456,036,128 -70,140,791
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
建設改良費等の財源に充てるた めの企業債収入 338,500,000 197,700,000 140,800,000
建設改良費等の財源に充てるための企業債の償還による支出 -675,705,528 -689,252,666 13,547,138
財務活動によるキャッシュ・フロー  -337,205,528 -491,552,666 154,347,138
4.資金増減額
資金増減額
項目  令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
4.資金増減額 163,780,741 -153,450,669 -10,330,072
5.資金期首残高
資金期首残高
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
5.資金期首残高 2,460,609,779 2,614,060,448 -153,450,669
6.資金期末残高
資金期末残高
項目 令和2年度 令和元年度 対前年度
(増減)
6.資金期末残高 2,296,829,038 2,460,609,779 -163,780,741

備考

(注意)水道事業は、水道使用者のみなさまからの水道料金を主な収入として行う独立採算の事業です。
今後も水道事業の内容をできるだけわかりやすくお知らせしていきます。

担当窓口

水道庁舎水道課
水道総務係(開始・休止・料金) 電話番号:0288-21-4532
水道工務係(工事) 電話番号:0288-21-4532
水道施設管理係(水質検査) 電話番号:0288-21-4532

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部水道課水道総務係
電話番号:0288-21-4532
ファクス番号:0288-21-4531
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