救急車適正利用のご協力について
救急車適正利用のご協力をお願いいたします
全国的に救急件数は近年増加傾向にあり、救急車の出場件数が増えてきております。
昨年の救急搬送の内訳で35.2%の方が入院を必要としない軽症でした。
日光市の状況(令和3年中)
救急車での搬送人数
3624人
うち軽症者の方(傷病程度が入院加療を必要としないもの)
1277人 35.2%
お願い
救急車の台数には限りがございますので、いざ救急車を呼びたいというときに、軽症の救急に出場しているため、本来なら近い消防署から救急車を呼ぶことができたのに、少し遠い消防署の救急車が出場することになってしまうことがあります。
また、医療機関も同様で先に救急患者を受け入れることによって、重症の救急患者を受け入れることができなくなり、搬送病院が遠くなってしまい、重症患者の治療が遅れてしまう可能性があります。
救急車は限られた台数ですので、本当に必要としている人のためにも救急車の適正利用へのご協力をよろしくお願いいたします。
こんな時は、すぐに119番通報を!
次のような症状がみられた時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!
- 意識がない(返事がない)またはおかしい(もうろうとしている)
- ぐったりしている
- けいれんが止まらない。また止まっても意識がもどらない。
- 突然の激しい頭痛
- 胸の中央が圧迫されるような、または締め付けられような痛みが続く
- 大量の出血を伴うけが
- 広範囲のやけど
- 冷や汗を伴うような強い吐き気
- 物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい、意識がない
- 交通事故・転倒・転落で強い衝撃を受けた
- 水におぼれている
- そのほか、いつもと違う場合、様子がおかしい場合
詳しくは下記のリーフレットをご覧ください。
救急車利用リーフレット(大人) (PDFファイル: 168.2KB)
救急車利用リーフレット(子供) (PDFファイル: 155.9KB)
救急車利用リーフレット(高齢者) (PDFファイル: 1.6MB)
救急車を呼ぶか迷ったときの相談窓口
休日及び夜間で病院に行った方がいいのか、行くならば、救急車を呼んだ方がいいか、自分で病院やクリニックを受診した方がいいか、どれくらい急いで受診した方がいいかなど、急な病気やけがをしたときの判断に迷う場合は、こちらで電話相談することができます。
とちぎ救急医療電話相談
栃木県には栃木救急医療電話相談という窓口がございます。
平成28年10月から大人(概ね15歳以上の方)を対象とした救急電話相談を開始しました。
経験豊富な看護師が、家庭での対処法や救急医療の受診の目安などをアドバイスしてくれるもので、救急車を呼ぶべきなのか、病院へ直接行った方がいいのかの助言をいただくことができます。
窓口相談時間
(毎日午後6時~午後10時まで)
電話番号
局番なしの#7111
(携帯電話やプッシュ回線以外は028-623-3344まで)
とちぎ子ども救急医療電話相談
15歳未満の急な病気やけがに関する相談は、とちぎ子ども救急電話相談の窓口がございます。
お子さんの急な病気やけがで心配なときにご相談ください。経験豊富な看護師が相談に応じます。
注意として、慢性疾患や育児相談には応じられませんので注意が必要です。
窓口相談時間
(月曜日~土曜日:午後6時~翌朝8時、日曜日祝日:午前8時~翌朝8時まで)
電話番号
局番なしの#8000
(携帯電話やプッシュ回線以外は028-600-0099まで)
備考
市民の皆様の救急車適正利用へのご協力をよろしくお願いいたします。
この記事に関する問い合わせ先
消防本部警防課救急係
電話番号:0288-21-0023
ファクス番号:0288-30-2986
問い合わせフォーム
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更新日:2024年02月01日