二社一寺、湿原、杉並木

日光市の観光資源の中でも、特に有名な、代表的なものをご紹介します。

世界遺産「日光の社寺」

日光市山内(さんない)にある、日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺の二社一寺の103棟の「建造物群」とこれらを取り巻く「遺跡(文化的景観)」のことです。1999年(平成11年)12月開催の世界遺産委員会において、登録が決定されました。

なお、2024年12月に世界遺産登録25周年を迎えます。市内ではさまざまな催しが予定されています。

ラムサール条約登録湿地「奥日光の湿原」

湯ノ湖、湯川、戦場ケ原、小田代原の内、260.41ヘクタールが、2005年(平成17年)12月にラムサール条約湿地に登録されました。

日光杉並木街道

「日光杉並木街道」は、日光街道・例幣使街道・会津西街道の3つの街道に渡り、全長37キロメートルもの道の両辺に約1万2000本もの杉の木がうっそうとそびえ立つ並木道です。

徳川家の忠臣・松平正綱が20年余りの年月をかけて20万本以上もの杉を植樹し、家康公の33回忌の年に日光東照宮の表参道並木として寄進しました。

現在日本で唯一、『特別史跡』と『特別天然記念物』の二重指定を受けており、1992年には「世界一長い並木道」としてギネスブックに認定されています。

なお、2025年は「植樹から400年」という節目の年となります。これからも杉並木を守り続けるため、杉並木の歴史や保護活動に関する周知啓発に取り組んでいきます。

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