歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の概要

歴史民俗資料館について

日光市立今市図書館に隣接していた「日光市歴史民俗資料館」は、平成29年4月に「日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館」として、二宮尊徳の終焉の地となる報徳役所跡に移転、リニュ-アルオ-プンをしました。

現在の日光市の祖形は、二宮尊徳が復興を目指した当時の日光神領とほぼ重なることから、その領主であった現在の二社一寺の基である「日光山」を軸に、原始から現代までの歴史を解説しています。

また、国の特別史跡と特別天然記念物に指定されている「日光杉並木街道附並木寄進碑」に関する歴史と文化を学ぶための「ビジターセンター」としての役割も担っています。

二宮尊徳記念館について

二宮金次郎(尊徳)は、嘉永6年(1853年)に農村復興事業(報徳仕法)を実施するために日光神領(現在の日光市域の大部分)に赴任しました。安政2年(1855年)には、現在の歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の建つ場所に通称「報徳役所」を建て、日光神領の報徳仕法の拠点とします。安政3年(1856年)に金次郎は「報徳役所」で死去しますが、息子の弥太郎(尊行)が日光神領の報徳仕法を継承します。

金次郎・弥太郎父子の尽力により、日光神領の開発が進み、田畑・用水路などがつくられました。二宮尊徳記念館では、報徳仕法という復興事業の実際や、仕法に込められた思いをひもとき、尊徳やその門弟たち事績と思想を紹介しています。

利用案内

  • 開館時間:午前9時00分~午後5時00分(最終入館は午後4時30分)
  • 休館日:月曜日(国民の祝日に当たる場合は除く)、国民の祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替期間中
  • 入館料:無料
二宮金次郎の像が建物左側にあり、ガラス張りの部分と、茶色の外壁部分がある歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の外観写真

歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館外観

中央に円形の本棚があり、その上に二宮金次郎の像があり、床と天井に木材が使われ暖かみのある歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の内観写真

歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館内観

歴史民俗資料館展示室入口

歴史民俗資料館展示室入口

二宮尊徳記念館展示室入口

二宮尊徳記念館展示室入口

資料館の活動など

所在地

〒321-1261

日光市今市304-1

日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館

この記事に関する問い合わせ先

教育委員会事務局文化財課歴史民俗資料館
電話番号:0288-25-7333
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