保健関連情報
熱中症にならないために!
熱中症の発症は、真夏日や熱帯夜の日など暑さのきびしい環境などに起こりやすいといわれています。例年、梅雨入り前から発生し、7月~8月がピークになります。
今年の夏、特にお子さんや高齢の方はもちろん、皆さん一人ひとりが、熱中症を正しく理解し、熱中症対策を心がけましょう。
熱中症を予防するには、以下のことに注意しましょう。
- 暑さを避ける
- 涼しい服装
- こまめな水分補給
- 急に暑くなる日に注意
- 暑さにそなえた体力づくり
- 体調にあわせて行動する
気温の変化に対応するためにも、バランスの良い食事や睡眠、休養をしっかりとって規則正しい生活を心がけましょう。
(寝不足や二日酔い、風邪、下痢の状態、心臓・肺・腎臓機能が低下している人は熱中症になりやすいため、暑いところでの活動には注意する)
脳脊髄液減少症に関する情報
脳脊髄液減少症とはどんな病気?
脳脊髄液減少症は、交通事故やスポーツ外傷(スポーツでの転倒などによる突発的な外傷)など、体への衝撃によって脳脊髄液が漏れ続けることにより、激しい頭痛やめまい、吐き気などさまざまな症状に悩まされる病気です。この疾患は、あまり広く知られていませんが、いつでも誰でも遭遇するような日常的な出来事によって引き起こされる身近な病気です。
脳脊髄液減少症の症状は…
いろいろな症状が出るのが大きな特徴です。
- 頭痛
- 眼の奥の痛み、視力低下
- 動悸、息苦しさ、腹痛
- めまい、ふらつき
- 喉の奥の違和感、物が飲み込みにくい
- 頸部や背中の痛み、腰痛
- 吐き気、疲労感
脳脊髄液減少症の主な原因は……
- 転倒事故(尻もちをついた、転んで頭を強く打ったなど)
- スポーツ外傷(ボールが頭に当たった。試合や練習中に相手とぶつかったなど)
- 交通事故による頸椎捻挫(むち打ち症など)
転倒事故などが発生した後、頭痛やめまいなどの症状が見られる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。また、みなさんの周りで、これらの症状があるのに原因不明で治療を受けていない方がいたら、「脳脊髄液減少症」という病気があることを教えてあげてください。
周囲のみなさんの理解が大切です
患者のみなさんの中には、症状やつらさが外見からはわかりにくいため、周囲から理解されないことにより、単に怠慢であるなどの批判を受け、更につらい思いをされている方がいます。脳脊髄液減少症は、子どもからおとなまで起こりうる病気です。家族や周囲の皆さんの温かい言葉や理解がとても大切です。
脳脊髄液減少症の治療について
脳脊髄液減少症は、診断・治療の基準が確立されていないため、現在、国の研究班において、統一的な診断基準の確立と、有効な治療方法の研究が行われているところです。このため、診療を行うことができる医療機関に関する情報を得るのが困難な状況にあります。そこで、栃木県では、ホームページで脳脊髄液減少症の診療が可能な医療機関のリストを公表しています。
関連情報
この記事に関する問い合わせ先
健康福祉部健康課健康推進係
電話番号:0288-21-2756
ファクス番号:0288-21-2968
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更新日:2024年02月01日