1人1台端末の利活用に係る計画

1人1台端末を始めとする ICT 環境によって実現を目指す学びの姿

1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワーク等のICT 環境を活用して、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図るとともに、主体的・対話的で深い学びがより達成できるよう授業改善に取り組むことで、児童生徒自身が学習形態や学習方法を選択し、自分自身の特性や理解度、進度に合わせ学ぶような、児童生徒が中心となった学びの姿を目指す。

GIGA 第1期の総括

令和2年度に1人1台端末及び通信ネットワーク環境の整備を行い、令和3年度よりICTの活用を推進することで、多くの学校で活用が進んだ。授業支援ソフトの導入もあり、多くの教職員が日々試行錯誤をしながら効果的な学習指導への活用方法を模索していた。しかし、教員間の意識や知識の差があることや、ネットワークへの接続状況が不安定な時があるなどの課題も見られた。このため、教員研修をより充実させることや、ネットワーク環境の改善を検討する必要がある。

1人1台端末の利活用方策

  • 継続的に端末を利活用できるよう、共同調達により計画的に端末を整備・更新し、 ICT環境を維持した上で、以下の点に取り組む。(1人1台端末の積極的活用)
  • 端末活用に係る諸課題に沿ったICT 研修会を、各校の情報担当者以外の教職員へも 展開して実施するとともに、ICT 支援員の学校定期訪問による授業支援や校務支援等を計画的に行い、教職員の端末活用の推進を図る。また、デジタル教科書の活用についても推進をし、端末の活用率を高め、「教育DXに係る当面のKPI」の「1人1台端末の積極的活用」に示されている目標値を目指していく。 (個別最適・協働的な学びの充実)
  • 国のリーディング DX スクール事業をはじめとした端末活用事例の共有、市主催の 情報教育研修会の実施や県主催の ICT 関連研修会への参加奨励などを通して、学習場面におけるより効果的・効率的な端末活用の方法を市内に展開するとともに、各校における実践の支援を行いながら、児童生徒の ICT 活用能力と教員の ICT 活用指導力の向上を図り、「教育 DX に係る当面の KPI」の「個別最適・協働的な学びの充実」に示されている目標値を目指していく。 (学びの保障)
  • 「栃木県学校教育情報化推進指針」に示した端末活用による、いじめ・自殺・不登校等の未然防止、早期把握、早期対応に向けた児童生徒の心身の状況把握や教育相談等 の充実、児童生徒の障がいの状況や特性に応じた支援や合理的配慮の充実、相当の期間学校を欠席する児童生徒への教育機会の確保、日本語指導が必要な児童生徒の教育的ニーズを踏まえたデジタル教材の活用など、学びの保障に係る対応を推進していく。

この記事に関する問い合わせ先

教育委員会事務局学校教育課学校教育係
電話番号:0288-21-5167
ファクス番号:0288-21-5185
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