令和元年度水道事業決算
令和元年度水道事業会計決算の状況
日光市水道事業は、快適で住みやすい生活環境をつくるため、良質で安全・安心な水の安定的な供給に努めています。
建設改良事業については、施設の整備や改修、老朽管の更新など、引き続き水道施設の整備を行いました。
財政状況については、収益的収支の純利益は4,502万円(税抜)となりました。資本的収支は10億16万2千円(税込)の不足となり、不足額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度比 増減 |
対前年度比 比率(%) |
---|---|---|---|---|
水道事業収益合計(A) | 1,992,563千円 | 2,076,078千円 | -83,515千円 | 96.0% |
水道料金 | 1,648,540千円 | 1,708,270千円 | -59,730千円 | 96.5% |
長期前受金戻入 | 243,822千円 | 268,526千円 | -24,704千円 | 90.8% |
その他 | 100,201千円 | 99,282千円 | 919千円 | 100.9% |
水道事業費用合計(B) | 1,947,543千円 | 2,014,428千円 | -66,885千円 | 96.7% |
人件費 | 139,569千円 | 126,952千円 | 12,617千円 | 109.9% |
支払利息 | 140,305千円 | 154,475千円 | -14,170千円 | 90.8% |
減価償却費 | 1,028,093千円 | 1,104,878千円 | -76,785千円 | 93.1% |
動力費 | 99,114千円 | 97,586千円 | 1,528千円 | 101.6% |
修繕費 | 110,806千円 | 127,476千円 | -16,670千円 | 86.9% |
委託料 | 290,107千円 | 289,974千円 | 133千円 | 100.1% |
その他 | 139,549千円 | 113,087千円 | 26,462千円 | 123.4% |
差引(A)-(B) | 45,020千円 | 61,650千円 | -16,630千円 | 73.0% |
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度比 増減 |
対前年度比 比率(%) |
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資本的収入合計(C) | 290,671千円 | 342,004千円 | -51,333千円 | 85.0% |
企業債 | 197,700千円 | 158,400千円 | 39,300千円 | 124.8% |
その他 | 92,971千円 | 183,604千円 | -90,633千円 | 50.6% |
資本的支出合計(D) | 1,290,833千円 | 1,228,295千円 | 62,538千円 | 105.1% |
建設改良費 | 583,960千円 | 514,345千円 | 69,615千円 | 113.5% |
企業債償還金 | 689,253千円 | 713,130千円 | -23,877千円 | 96.7% |
その他 | 17,620千円 | 820千円 | 16,800千円 | 2148.8% |
差引(C)-(D) | -1,000,162千円 | -886,291千円 | -113,871千円 | 112.8% |
令和元年度日光市水道事業会計「キャッシュ・フロー計算書」
キャッシュ・フロー計算書
現金や容易に換金可能な預金等のことを「キャッシュ」とし、この「キャッシュ」の増加や減少のことを「キャッシュ・フロー」と呼びます。「キャッシュ・フロー計算書」は一会計期間における資金の流れを「業務活動」「投資活動」「財務活動」の3つの企業活動別に分類し表示することにより、性質の異なる資金の増減を把握することができます。
「業務活動」によるキャッシュ・フロー
企業が外部からの資金調達に頼ることなく、業務能力を維持するためにどの程度の資金を主たる業務活動から獲得したかを示す重要な情報です。例えば…
- 収入=料金収入
- 支出=施設(浄水場・配水場等)の維持管理費・修繕費
「投資活動」によるキャッシュ・フロー
将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどの程度の資金を投下したか、また、投下した資金をどの程度回収したかを示す情報です。例えば…
- 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)に対する補助金等
- 支出=浄水場や配水管の整備工事等
「財務活動」によるキャッシュ・フロー
営業活動及び投資活動を維持するためにどの程度の資金が調達され、また、どの程度の資金が提供者に返済されたかを示す情報です。例えば…
- 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)を実施するための借入金(企業債)
- 支出=借入金(企業債)の元利償還
令和元年度日光市水道事業キャッシュ・フロー概略
- キャッシュの平成30年度末残高:26.1億円=令和元年度へ繰越
- 令和元年度中のキャッシュの増減:-1.5億円
- 「業務活動」によるキャッシュ・フロー:8.0億円
- 「投資活動」によるキャッシュ・フロー:-4.6億円
- 「財務活動」によるキャッシュ・フロー:-4.9億円
- キャッシュの令和元年度末残高:24.6億円=令和2年度へ繰越
説明
「業務活動」で得た8.0億円の資金を、「投資活動」に4.6億円投入し、「財務活動」に4.9億円投入し、差引き1.5億円の資金が減少しました。
結果、令和元年度の資金残高は24.6億円となり、これを翌年度に繰越しました。
キャッシュ・フロー計算書(税抜)
1.業務活動によるキャッシュ・フロー
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
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当年度純利益 | 45,020,400 | 61,650,493 | -16,630,093 | ||
減価償却費 | 1,028,092,728 | 1,104,878,317 | -76,785,589 | ||
固定資産除却費 | 4,230,938 | 2,956,716 | 1,274,222 | ||
引当金の増減額(-は減少) | -4,860,842 | -10,804,769 | 5,943,927 | ||
長期前受金戻入額 | -243,822,196 | -268,526,107 | 24,703,911 | ||
受取利息及び受取配当金 | -815,323 | -1,024,406 | 209,083 | ||
支払利息 | 140,305,427 | 154,474,722 | -14,169,295 | ||
未収金の増減額(-は増加) | -71,534,599 | -30,099,718 |
-41,434,881 |
||
たな卸資産の増減額(-は増加) | -11,905 | 433,260 | -445,165 | ||
未払金の増減額(-は減少) | 36,345,046 | -38,876,048 | 75,221,094 | ||
その他流動負債の増減額(-は減少) | 678,555 | -18,160,922 | 18,839,477 | ||
小計 | 933,628,229 | 956,901,538 | -23,273,309 | ||
利息及び配当金の受取額 | 815,323 | 1,024,406 | -209,083 | ||
利息の支払額 | -140,305,427 | -154,474,722 | 14,169,295 | ||
活動によるキャッシュ・フロー | 794,138,125 | 803,451,222 | -9,313,097 |
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
||
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有形固定資産の取得による支出 | -549,006,881 | -477,057,163 | -71,949,718 | ||
補助金等による収入 | 92,970,753 | 176,342,513 | -83,371,760 | ||
投資活動によるキャッシュ・フロー | -456,036,128 | -300,714,650 | -155,321,478 |
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
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建設改良費等の財源に充てるための企業債収入 | 197,700,000 | 158,400,000 | 39,300,000 | ||
建設改良費等の財源に充てるための企業債の償還による支出 | -689,252,666 | -713,130,063 | 23,877,397 | ||
財務活動によるキャッシュ・フロー | -491,552,666 | -554,730,063 | 63,177,397 |
4.資金増減額
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
||
---|---|---|---|---|---|
4.資金増減額 | -153,450,669 | -51,993,491 | -101,457,178 |
5.資金期首残高
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
||
---|---|---|---|---|---|
5.資金期首残高 | 2,614,060,448 | 2,666,053,939 | -51,993,491 |
6.資金期末残高
項目 | 令和元年度 | 平成30年度 | 対前年度 (増減) |
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6.資金期末残高 | 2,460,609,779 | 2,614,060,448 | -153,450,669 |
備考
(注意)水道事業は、水道使用者のみなさまからの水道料金を主な収入として行う独立採算の事業です。
今後も水道事業の内容をできるだけわかりやすくお知らせしていきます。
担当窓口
水道総務係(開始・休止・料金) | 電話番号:0288-21-4532 |
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水道工務係(工事) | 電話番号:0288-21-4532 |
水道施設管理係(水質検査) | 電話番号:0288-21-4532 |
この記事に関する問い合わせ先
上下水道部水道課水道総務係
電話番号:0288-21-4532
ファクス番号:0288-21-4531
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更新日:2024年02月01日