輝き人「竹部茉桜さん」(広報にっこう2022年12月号)

竹部茉桜(たけべ・まお)さん

スラックラインexalerプロライダー
市内土沢在住(作新学院高校2年生)
MAO TAKEBE(@monkeymao0404) • Instagram写真と動画
世界を魅せる。スラックラインに懸ける想い
幅5センチメートルのベルトの上でジャンプや回転などの技を競う「スラックライン」。
今回は、2021年世界ランキング「オープン女子の部」1位で、今年6月にドイツで行われた世界最大の大会「スラックラインワールドカップ2022」で準優勝に輝いた竹部茉桜さんにお話を伺いました。
始めたきっかけは?
小学4年生のとき兄と一緒に野球をしていて、けが防止のために、体幹を鍛えようと遊び感覚で始めたのがきっかけです。
それから教室に通い始め、1年間練習してやっとベルトの上を歩けるようになりました。
スラックラインの魅力は?
競技中に味わえる高さです。地上から150〜180センチメートル地点のベルト上でジャンプなどを行うと、とても高い目線で景色を見ることができます。その爽快感は他では体験できません。
また、県外や海外で活躍する選手も多いので、国内外の大会やSNS上で交流ができることも魅力のひとつです。
競技の特徴は?

スラックラインは基本的に技の合計点を競うのですが、大会によっては技をつなげて繰り出すことや観客の盛り上がり具合など、評価要素が異なります。
会場もショッピングモールやビーチなどさまざまで、会場によってはラインの傾きがあったり、大会ごとに戦略を立てて挑まなければならないのも特徴の一つです。
ワールドカップの感想は?

初めての海外の大会で、とても緊張しましたが、競技前に好きな音楽を聞いて気分を上げ、ラインに乗ったら落ち着きました。練習の成果を発揮でき、けがもなく大会を楽しむことができました。
動画でしか見られなかった海外選手の演技を、間近で見られたこともうれしかったです。
休日の過ごし方は?
SNSに投稿されたスラックラインの動画を見て、技の研究や次に挑戦する技を決めています。
共通点の多いスケートボードの動画を見て研究することもあります。休みの日もスラックラインのことを考えて過ごすことが多いです。
今後の目標は?

女子のレベルが上がってきているので、縦に2回転する技や、ひねり技、男子の乗り方を参考にした技など、高度な技のバリエーションを増やして、ランキング上位を維持しつつ、来年の大会では今年以上の成績を残せるように取り組んでいます。
また、スラックラインの認知度や競技人口を増やすために、新しくできるようになった技や大会の様子をInstagramを通じて頻繁に発信し、クラスメイトから世界中の方まで、一人でも多くの方にスラックラインの楽しさを伝えていきたいです。
インタビューを終えて
茉桜さんがアクロバティックな技を繰り出す動画を見て一瞬で目を奪われ、実際にお会いして競技への真摯な姿勢や人柄に心も奪われました。
来年1月に宇都宮市で、茉桜さんを含む5名のプロライダーが出演し、パフォーマンスなどを行うイベントが開催されるそうです!
迫力ある演技を見られる貴重な機会なので、ぜひ皆さんも茉桜さんとスラックラインの魅力を体感してみませんか?
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企画総務部秘書広報課シティプロモーション係
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更新日:2024年02月01日