輝き人「モグローカル江田加奈枝さん・木藤利栄子さん」(広報にっこう2023年4月号)

雪の上でモグローカルの江田加奈枝さん・木藤利栄子さんが肩を組んでお互いを見ている写真

モグローカル江田加奈枝(えだかなえ)さん・木藤利栄子(きとうりえこ)さん

モグローカル江田さんの笑顔の写真
両手を上に挙げたモグローカル木藤さんの写真

地域活性化団体「モグローカル」

江田加奈枝さん(東京在住)(左写真)

木藤利栄子さん(市内森友在住)(右写真)

職人の技術と思いを、未来へとつなぐ

おもしろいを作れる人を増やす、をテーマに、日光を拠点に、地域づくりや人づくりに関する事業を行う、幼なじみ2人組のモグローカル。彼女たちは、日光を盛り上げるための活動を日々模索しています。今回、メンバーの江田さん・木藤さんにお話を伺いました。

モグローカル結成の経緯は?

モグローカル江田さんと男性が遠くを指さし、指さした方を見ている写真

江田…私たちは、大沢地区の薄井沢出身の同級生で小学生のときは田んぼを駆け回り、近所の自然の中で遊んで育ちました。小学校卒業後は別々の進路となり、私は大学卒業後は東京で就職をしました。利栄子は県内で教員になりました。

2019年の春に再会し、日光が大好きな気持ちで一致し盛り上がりました。2人で市外を旅してほかの地域を知る活動を重ね、その後に、日光を深く知って楽しむことを目的に、「モグローカル」を結成しました。利栄子は市内在住ですが、私は東京在住で週末などに日光に帰ってきて活動しています。

これまで、市内でマルシェや農園イベント、食イベント、交流会、まちあるきツアーなどを実施したり、開催のサポートをしたりしてきました。

現在力を注いでいる活動は?

木藤…ワーケーション事業です。市外の人が仕事をしながら日光に入り込む下地づくりをしています。具体的には、コーディネーターとして日光のおもしろい人々への接点を調整し、ツアーを企画しています。

江田…私は、「△(さんかく)もぐらベース」の運営です。3月に新しくオープンした今市市街のシェアスペースで、飲食物の販売・提供、集会スペースとして利用できます。きっかけの場に利用してもらい、挑戦する人たちをサポートしていきたいです。

活動の原動力は?

木藤…人との出会いです。日光でチャレンジしている方や、何か情熱を持っている方と出会うことはとても楽しいし、刺激を得られます。活動すればするほど、日光を好きになっています。

また、「日光でこれをしたい、あれをやりたい」人を増やしたいとも思っています。「より日光を楽しもうとする人たちが増え、それが日光をより楽しい場所にしていく」、そんな循環を次の世代に渡していきたいです。

日光の好きなところは?

青と白のチェック柄のテーブルクロスの上に料理が置かれ、モグローカルのイベントに参加された方の集合写真

木藤…なんといっても広いところです!地域ごとに風土や文化の特色がありますし、毎回発見があって飽きることがないですよね。これは、いつも加奈枝と言い合っています!

今後やりたい活動は?

江田…やりたいことの一つとして「栃木県若者万博」を開催したいです。モグローカルの活動を通して県内には本当にたくさんのおもしろい人がいることに気づきました。県内それぞれの地域で情熱を持って活動しているみんなが、同じベクトルで集まることを想像したらわくわくしませんか?

インタビューを終えて

インタビューの最後に「市民の皆さん、一緒におもしろいを作りましょう。日光を楽しみましょう」と話してくれました。

まず、モグローカルの2人が日光を最大に楽しもうとする姿勢が印象的で大切なことだと感じました。その明るい輝きに照らされるように、「おもしろい」人たちが集まって、みんなでより日光を楽しむことができたらすてきだなと思います。

この記事に関する問い合わせ先

企画総務部秘書広報課シティプロモーション係
電話番号:0288-21-5135
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