歴史民俗資料館でテーマ展を開催します

川でつながる日光と江戸―売木と筏川下げ―

江戸時代、川は物資の輸送上、重要な役割を持ち、川を通して多くの人やモノが行き来していました。日光では、鬼怒川や大谷川の流れを利用した輸送が行われ、特に江戸時代中期以降、材木を筏に仕立て、江戸などへ流す売木(ばいぼく)が盛んに行われました。売木を行っていた者は売木人(ばいぼくにん)と呼ばれ、川沿いの村々の指導者層を中心とした百姓等が活動していました。売木人は、農閑期の林産物の流通を通して自己の利潤とともに、村人たちの困窮した暮らしからの脱却や地域の発展などに寄与していました。

現在、鬼怒川や大谷川を筏が通る光景を想像することは難しいですが、江戸時代ではありふれた光景でした。本展示では、当時のありふれた光景の再現を試みてみます。

  • 会期:令和6年12月10日(火曜日)から令和7年3月30日(日曜日)
  • 開館時間:9時から17時(最終入館は16時30分まで)
  • 休館日:月曜日・祝日の翌日(土日祝日は除く)・年末年始
令和6年度歴史民俗資料館テーマ展ポスター

展示に関連したイベントを開催します。

ギャラリートーク

  • 日時:令和6年12月21日(土曜日)10時から11時まで/令和7年2月8日(土曜日)10時から11時まで/令和7年3月26日(水曜日)10時から11時まで(いずれも同一内容です)
  • 場所:歴史民俗資料館展示室

申し込みは不要です。当日、展示室に集まってください。

展示に関する講座

  • 日時:令和7年1月11日(土曜日)10時から11時30分まで
  • 場所:市民活動支援センター第2・第3会議室(歴史民俗資料館2階)

申し込み方法は、前日までに下記の連絡先または窓口で申し込んでください。

チラシはこちら

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この記事に関する問い合わせ先

教育委員会事務局文化財課歴史民俗資料館
電話番号:0288-25-7333
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