日本脳炎ワクチン
日本脳炎
日本脳炎は日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺などの神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
日本脳炎ワクチン
日本脳炎の予防接種は、ワクチン接種後に重度の副作用が生じたため、国により、平成17年度から平成21年度まで接種勧奨を差控えていました。その後、新しいワクチンの開発により、新しいワクチンで定期接種として受けられるようになりました。
現在は下記の方を対象に接種勧奨を行っています。
1期・1期追加 | 3歳 |
---|---|
2期 |
小学校4年生(9歳以上の方) |
標準的な接種スケジュール
平成19年4月2日以降に生まれたお子さん
- 接種期間:生後6ヶ月~生後90ヶ月(7歳半)に至るまでの間
- 1期初回接種(2回):3歳になったら6日以上の間隔をあけて(標準的には6日から28日の間隔をあけて)2回接種する
- 1期追加接種(1回):2回目から6か月以上(標準的にはおおむね1年)あけて1回
- 2期接種(1回):9歳~12歳(13歳未満)に1回
特例対象者の接種スケジュール
- 特例対象者:平成19年4月1日までに生まれた20歳未満の方
- 接種期間:20歳の誕生日の前日までの間は公費で接種できます。
- 1期初回接種(2回):6日以上の間隔をあけて(標準的には6日から28日あけて)2回接種
- 1期追加接種(1回):2回目から6か月以上あけて(標準的にはおおむね1年後)1回
- 2期(1回):3回目の接種の翌日から数えて少なくても6日以上の間隔をおいて接種します。
母子健康手帳を確認して、1期3回の接種が完了していない場合は、早い時期に不足分の接種を受けることをおすすめします。
・日本脳炎ワクチンの詳細については、厚生労働省ホームページをご確認ください。
この記事に関する問い合わせ先
健康福祉部健康課健康推進係
電話番号:0288-21-2756
ファクス番号:0288-21-2968
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更新日:2025年03月26日