中禅寺温泉の紹介
中禅寺温泉は、男体山の噴火によってせき止められてできた周囲約25キロメートルの中禅寺湖のほとりにあり、日光二荒山神社中宮祠の御神体男体山を背にした温泉地です。
勝道上人が日光を開いた古来からこの地は山岳信仰と修験の地でしたが、明治以降は、避暑に最適な土地柄であったため欧米各国の外交官たちが避暑に訪れるようになり、湖畔に別荘が建てられ、その後日本を代表するリゾート地として発展してきました。現在でもフランスやベルギーなど4か国の大使館別荘が湖畔にたたずんでいます。
また、中禅寺湖は、欧米外交官のレジャーとして持ち込まれたフライ・ルアーフィッシングの日本の聖地といわれています。
このようなロマンあふれる中禅寺温泉は、二荒山神社中宮祠付近を中心とした温泉街です。
内湯を引いている宿は多くありませんが、時間や状況によって宿泊客以外が湯につかれる温泉宿もあります。
源泉は日光湯元温泉から昭和26(1951)年に引き湯を始めました。源泉は、熱湯に近い状態でわき出ている硫化水素を含む硫黄泉で、約12キロメートルの道のりを移動する間に適温になり、切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病などに効能があるといわれます。
中禅寺温泉へのアクセス

- 電車で:東武鉄道日光線またはJR日光線日光駅から東武バス(「湯元温泉」または「中禅寺温泉」行き)で約50分
- 車で:東北自動車道宇都宮インターチェンジから日光道(日光宇都宮道路)に乗り換え、清滝インターチェンジを出て、国道120号を金精峠、群馬県沼田方面へ約15キロメートル
この記事に関する問い合わせ先
観光経済部日光観光課日光観光係
電話番号:0288-53-3795
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更新日:2024年02月01日