外来生物「ナガミヒナゲシ」について

ナガミヒナゲシとは

外来の植物ですが、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害等に係る特定外来生物の指定はされておらず、規制の対象にはなっていません。

しかし、一個体に100個程度の果実をつけ、一つの果実には1,600粒程度の種子が入っており、また、アレロパシー効果(他の植物の生育を阻害する成分を出す)を持つため、爆発的に広がる恐れが指摘されています。

特徴

高さ

30~50センチメートル程度

開花時期

5月~6月

紅色、若しくはオレンジ色

生育場所

日当たりが良いところを好みます。荒れ地や道路と側溝の隙間にも生えています。

原産地

地中海沿岸

画像

道路と側溝の隙間に茂ったナガミヒナゲシが咲いている写真

ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシに実った緑色の果実の写真

果実

荒れ地などにナガミヒナゲシが大量の果実をつけている写真

大量の果実をつけている様子

日光市内におけるナガミヒナゲシの状況

梅雨の時期に種子がこぼれることにより、人の足や車のタイヤに付着して生息範囲を広げているようです。日光市内でも主に道路脇に生えているのを見かけます。

ナガミヒナゲシを見つけたら?

観賞用に栽培することは制限されていません。

しかし、在来植物の保全を必要としている地域若しくは増えると困る場所では、駆除する必要があります。

この記事に関する問い合わせ先

観光経済部環境森林課自然環境係
電話番号:0288-21-5152
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