特定外来生物「ツヤハダゴマダラカミキリ」について

ツヤハダゴマダラカミキリが特定外来生物に指定されました。

令和5年9月1日付けで、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」でツヤハダゴマダラカミキリが特定外来生物に指定されました。

ツヤハダゴマダラカミキリとは

海外では幅広い樹種の樹木に激甚な被害を及ぼし、国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」にカミキリでは唯一選ばれており、近年全国で生息が確認されています。
農作物への被害防止、生物多様性の保全のため、駆除する必要があります。

特徴

・体長:約2センチメートルから3.5センチメートル
・色:全体に光沢のある黒色で鞘翅に約20個の白斑~黄斑がある。
・寄生植物:アキニレ、カツラ、トチノキ、ヤナギ、エンジュ、カエデ、ポプラなど広葉樹の幅広い樹種
・生態:幼虫は生木の内部を摂食する際にフラス(ふ化しばらくは黒褐色、その後白い木くず状に変わります。)を排出し、樹木内で2~3年かけて成長し、5月下旬~10月中旬に成虫となって樹木の外に出ます。
メスの成虫は、木にすり鉢状のかみ傷をつけ、その窪みに一個ずつ産卵産卵します(14~21日後にふ化)。幼虫が排出するフラスが目印になります。

ツヤハダゴマダラカミキリを見つけたら?

市又は県の担当課までご連絡ください。

  • 栃木県県西環境森林事務所
  • 日光市瀬川51-9
  • 電話番号0288-21-1178

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この記事に関するお問い合わせ先

観光経済部環境森林課自然環境係
電話番号:0288-21-5152
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