令和3年度水道事業決算

令和3年度水道事業会計決算の状況

日光市水道事業は、快適で住みやすい生活環境をつくるため、良質で安全・安心な水の安定的な供給に努めています。

建設改良事業については、施設の整備や改修、老朽管の更新など、引き続き水道施設の整備を行いました。

財政状況については、収益的収支の純利益は320万1,900円(税抜)となりました。資本的収支は8億5,856万8,543円(税込)の不足となり、不足額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。

収益的収支(税抜)
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度比
増減
対前年度比
比率(%)
水道事業収益合計(A) 1,859,166千円 1,791,516千円 67,650千円 103.8%
水道料金 1,526,014千円 1,477,799千円 48,215千円 103.3%
長期前受金戻入 232,197千円 216,973千円 15,224千円 107.0%
その他 100,955千円 96,744千円 4,211千円 104.4%
水道事業費用合計(B) 1,855,964千円 1,904,197千円 -48,233千円 97.5%
人件費 136,990千円 142,551千円 -5,561千円 96.1%
支払利息 114,162千円 126,589千円 -12,427千円 90.2%
減価償却費 991,577千円 981,978千円 9,599千円 101.0%
動力費 97,858千円 85,995千円 11,863千円 113.8%
修繕費 102,416千円 105,381千円 -2,965千円 97.2%
委託料 303,745千円 307,597千円 -3,852千円 98.7%
その他 109,216千円 154,106千円 -44,890千円 70.9%
差引(A)-(B) 3,202千円 -112,681千円 115,883千円
資本的収支(税込)
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度比
増減
対前年度比
比率(%)
資本的収入合計(C) 485,272千円 442,552千円 42,790千円 109.7%
企業債 373,100千円 338,500千円 34,600千円 110.2%
その他 112,172千円 104,052千円 8,120千円 107.8%
資本的支出合計(D) 1,343,840千円 1,368,902千円 -25,062千円 98.2%
建設改良費 698,947千円 689,440千円 9,507千円 101.4%
企業債償還金 643,234千円 675,706千円 -32,472千円 95.2%
その他 1,659千円 3,756千円 -2,097千円 44.2%
差引(C)-(D) -858,568千円 -926,350千円 67,782千円

令和3年度日光市水道事業会計「キャッシュ・フロー計算書」

キャッシュ・フロー計算書

現金や容易に換金可能な預金等のことを「キャッシュ」とし、この「キャッシュ」の増加や減少のことを「キャッシュ・フロー」と呼びます。「キャッシュ・フロー計算書」は一会計期間における資金の流れを「業務活動」「投資活動」「財務活動」の3つの企業活動別に分類し表示することにより、性質の異なる資金の増減を把握することができます。

「業務活動」によるキャッシュ・フロー

企業が外部からの資金調達に頼ることなく、業務能力を維持するためにどの程度の資金を主たる業務活動から獲得したかを示す重要な情報です。例えば…

  • 収入=料金収入
  • 支出=施設(浄水場・配水場等)の維持管理費・修繕費

「投資活動」によるキャッシュ・フロー

将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどの程度の資金を投下したか、また、投下した資金をどの程度回収したかを示す情報です。例えば…

  • 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)に対する補助金等
  • 支出=浄水場や配水管の整備工事等

「財務活動」によるキャッシュ・フロー

営業活動及び投資活動を維持するためにどの程度の資金が調達され、また、どの程度の資金が提供者に返済されたかを示す情報です。例えば…

  • 収入=建設改良(浄水場や配水管の整備工事等)を実施するための借入金(企業債)
  • 支出=借入金(企業債)の元利償還

令和3年度日光市水道事業キャッシュ・フロー概略

  1. キャッシュの令和2年度末残高:23.0億円=令和3年度へ繰越
  2. 令和3年度中のキャッシュの増減:1.4億円
    • 「業務活動」によるキャッシュ・フロー:9.3億円
    • 「投資活動」によるキャッシュ・フロー:-5.2億円
    • 「財務活動」によるキャッシュ・フロー:-2.7億円
  3. キャッシュの令和3年度末残高:24.3億円=令和4年度へ繰越

説明

「業務活動」で得た9.3億円の資金を、「投資活動」に5.2億円投入し、「財務活動」に2.7億円投入し、差引き1.4億円の資金が減少しました。
結果、令和3年度の資金残高は24.0億円となり、これを翌年度に繰越しました。

キャッシュ・フロー計算書(税抜)

1.業務活動によるキャッシュ・フロー
業務活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)
当年度純利益 3,201,900 -112,680,682 115,882,582
減価償却費 991,577,323 981,977,693 9,599,630
固定資産除却費 2,215,459 2,917,211 -701,752
引当金の増減額(-は減少) -13,906,788 -76,440,498 62,533,710
長期前受金戻入額 -232,197,165 -216,972,516 -15,224,649
受取利息及び受取配当金 -200,400 -612,209 420,809
支払利息 114,162,013 126,588,568 -12,426,555
未収金の増減額(-は増加) 8,909,667 120,717,544 -111,807,877
たな卸資産の増減額(-は増加) 60,454 245,020 -184,566
未払金の増減額(-は減少) 157,286,452 -12,779,391 170,065,843
その他流動負債の増減額(-は減少) 14,505,043 12,617,325 1,887,718
小計 1,045,613,958 825,569,065 220,044,893
利息及び配当金の受取額 200,400 612,209 -420,809
利息の支払額 -114,162,013 -126,588,568 12,426,555
業務活動によるキャッシュ・フロー 931,652,345 699,601,706 232,050,639
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)
有形固定資産の取得による支出 -636,961,267 -630,228,919 -6,732,348
補助金等による収入 112,172,000 104,052,000 8,120,000
投資活動によるキャッシュ・フロー -524,789,267 -524,176,919 1,387,652
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)
建設改良費等の財源に充てるための企業債収入 373,100,000 338,500,000 34,600,000
建設改良費等の財源に充てるための企業債の償還による支出 -643,234,198 -675,705,528 32,471,330
財務活動によるキャッシュ・フロー -270,134,198 -337,205,528 67,071,330
4.資金増減額
資金増減額
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)
4.資金増減額 136,728,880 -163,780,741 300,509,621
5.資金期首残高
資金期首残高
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)

5.資金期首残高

2,296,829,038

2,460,609,779

-163,780,741

6.資金期末残高
資金期末残高
項目 令和3年度 令和2年度 対前年度
(増減)

6.資金期末残高

2,433,557,918

2,296,829,038

136,728,880

備考

(注意)水道事業は、水道使用者のみなさまからの水道料金を主な収入として行う独立採算の事業です。
今後も水道事業の内容をできるだけわかりやすくお知らせしていきます。

担当窓口

水道庁舎水道課
水道総務係(開始・休止・料金) 電話番号:0288-21-4532
水道工務係(工事) 電話番号:0288-21-4532
水道施設管理係(水質検査) 電話番号:0288-21-4532

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部水道課水道総務係
電話番号:0288-21-4532
ファクス番号:0288-21-4531
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