住宅用火災警報器は設置してありますか?
住宅用火災警報器の設置・維持管理は日光市火災予防条例で定められています。住宅火災では逃げ遅れにより、命を落とすことが半数以上を占めています。特に夜間の逃げ遅れによるものが多く、就寝中でも早期に火災に気付く必要があります。大切な家族や財産を守るためにも、必ず設置しましょう。
住宅用火災警報器には、点検用の紐やボタンが付いています。半年に1回は作動点検を実施しましょう。また、設置から10年が経過している住宅用火災警報器は、電池等の劣化により有効に作動しない可能性があります。10年を経過したものは、新しいものに取り替えましょう。

住宅用火災警報器はどこに設置すればいいの?
- 寝室
- 寝室が2階以上になる場合は、その階にある階段の上端
- 7平方メートルの居室が同一の階に5か所以上ある場合は、その階の廊下
台所は義務ではありませんが、火の元となりますので、設置を推奨しています。
住宅用火災警報器の維持管理とは?
住宅用火災警報器は設置したあとの維持管理も必要です。住宅用火災警報器の設置だけでなく、維持管理も日光市火災予防条例で定められています。いざという時、確実に作動できるようにしておきましょう。

10年経過したものは電池等が劣化しており、交換の必要があります。交換の際は、本体ごと取り替えることをおすすめします。

作動点検も定期的に実施する必要があります。半年に1回を目安に点検してください。住宅用火災警報器によって、ボタンを押して点検するものと、紐を引っ張って点検するものがあります。

煙式と熱式どっちが有効なの?
煙式は住宅用火災警報器内に煙が流入すると作動します。寝室や階段などに設置することをおすすめします。
熱式は住宅用火災警報器内の感熱部が一定の温度に達すると作動します。台所など、火を扱う場所に設置することをおすすめします。
どこで購入できるの?
ホームセンターや電気屋で購入できます。
消防署では販売しておりません。悪質な訪問販売等にご注意ください。
住宅用火災警報器には連動型もあります
住宅用火災警報器には連動型もあり、1つの連動型火災警報器が作動すると他の連動型火災警報器も作動します。火災の早期発見に有効な火災警報器となりますので、ご高齢の世帯などは是非ご検討ください。

住宅用火災警報器を設置することによって、どれだけの効果があるの?
住宅用火災警報器を正しく設置することにより、火災による損害や死者数が大幅に減少しています。

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消防本部予防課予防係
電話番号:0288-21-0368
ファクス番号:0288-30-2986
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更新日:2024年02月01日