山火事予防
山火事予防の重要性
全国では毎年1300件程度の山火事が発生していますが、特に空気や土壌が乾燥する春先に多く発生している状況です。
乾燥、強風等の気象条件により、山の枯れ草や落ち葉が燃えやすくなっています。
農作業に伴う火入れ、ハイカーや登山客によるたき火等が火災の原因となるため、火の取り扱いには十分に注意が必要です。
雄大な自然と歴史ある文化遺産
四季の彩に、風薫る、ひかりの郷日光を子々孫々に引き継ぐために、山火事予防にご協力をお願いします。
山火事予防ポイント
- 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。
- 農作業等で火入れをする場合は、その場を離れず、実施後は完全に消火する。
- 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れ等は行わない。
- たばこの吸い殻は、必ず消すとともに投げ捨てないこと。
参考文献:林野庁ホームページ、消防庁ホームページ

令和5年度一般財団法人.日本森林林業振興会が募集した山火事予防標識の消防庁長官受賞作品。
山火事の恐ろしさ
山火事が一旦発生すると消火は簡単ではなく、森林の多面的機能が失われ、回復には長い年月と多くの労力を要します。
今年2月に発生した岩手県大船渡市山林火災は、林野被害、約3370ha、人的被害、死者1名、住家・非住家被害は、住家87棟、住家以外135棟の被害が発生しました。
この火災には、栃木県緊急消防援助隊として日光市消防本部の消火隊も活動しました。
栃木県部隊は第1次隊(2月27日)から第6次隊(3月10日)まで、12日間にわたり、昼夜を問わず消火活動を実施しました。この山火事では、関東地域、東北・北海道地域の消防本部から多数の消防隊が出動しています。
火の取り扱いに、十分注意しましょう!

岩手県大船渡市で消火活動をする栃木県緊急消防援助隊

岩手県大船渡市で活動する日光市消防本部の消火隊

岩手県大船渡市で放水活動をする消防隊員
この記事に関する問い合わせ先
消防本部予防課予防係
電話番号:0288-21-0368
ファクス番号:0288-30-2986
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更新日:2025年04月27日