インフルエンザについて
インフルエンザが警報レベルになりました
令和6年第52週(12月23日(月曜日)から12月29日(日曜日)まで)の県内全域における定点医療機関当たりのインフルエンザの患者報告数が、栃木県全体で警報レベルになりました。
今後も患者数の増加が予想されますので、インフルエンザの発生動向を注視するとともに、基本的な感染対策を心がけてください。
栃木県では、感染症について情報提供しています。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症で、例年12月から3月にかけて流行すると言われています。1日~4日くらいの潜伏期を経て、高熱、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然に現れます。のどの痛みや鼻水、せきなどの一般的な風邪と同じような症状も出ます。
感染経路は、せきなどで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する飛沫感染のほか、ウイルスが付着したドアノブなどに触れて感染する接触感染があります。
インフルエンザは発症しても多くの場合は自然に回復しますが、肺炎、気管支炎、脳症などの合併症を起こすと重症化する場合があります。高齢者や循環器、呼吸器等の持病のある方は、重症化するリスクが高いので、特に注意が必要です。
インフルエンザの予防について
予防接種
インフルエンザのワクチン接種は、発症そのものを完全に予防することはできませんが、重症化を抑える効果が認められており、合併症を併発することによる死亡リスクが抑えられます。
日光市では65歳以上の高齢者等や小児、中学生高校生相当の方のインフルエンザ予防接種費用の一部助成を実施しています。詳しくはインフルエンザ予防接種のページで確認してください。
予防接種以外の対策
流行期にはできるだけ人込みへの外出を避けること、石けんを使った手洗い、せきエチケットを守ることが大切です。また、乾燥するとウイルスが活発化しやすいので、室内を適度な湿度を保つようにします。暖房中は、換気とともに湿度の管理にも注意しましょう。
感染症の予防の基本は手洗いの励行と、自分自身の病気への抵抗力を弱めないために、睡眠不足にならないように十分な休養をとることと、バランスのとれた栄養をとることが大切です。
発症が疑われるときは
医療機関を受診する際には、高熱があるなどの症状を伝えて、診察の順番をどのように待機していたらよいか、などをよく確認して医療機関の指示に従うようにしてください。
また、インフルエンザを発症した場合、発症後3日から7日間程度は鼻やのどからウイルスを排出します。解熱とともに排出するウイルスの量は減少しますが、解熱後もウイルスを排出して周囲のひとに感染させてしまう可能性があります。
せきやくしゃみが出る間は外出は控えましょう。
この記事に関する問い合わせ先
健康福祉部健康課健康推進係
電話番号:0288-21-2756
ファクス番号:0288-21-2968
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更新日:2025年01月09日