クマの出没に注意しましょう!
クマと出会わないために心がけること
クマの活動が活発になる4月から10月頃にかけて、人家周辺などへのクマの出没が多くなる時期となります。日光市はほぼ全域がクマの生息地です。その存在は豊かな自然が存在する証でもあり、人間とクマが適度な距離を保ち、共存できるよう心がけてほしいことがあります。
外国人向け注意喚起チラシ(栃木県作成)

WARNING! BE AWARE OF BEAR
english(英語) (PDFファイル: 169.5KB)
simplified Chinese character(中国語簡体字) (PDFファイル: 168.4KB)
Korean(韓国語) (PDFファイル: 179.9KB)
人間の食べ物を絶対食べさせないよう管理を徹底する
- 家庭ごみ、ペットや家畜等のエサ
- 農地における廃棄作物
- 柿や栗などの放任果実
これらはクマにとって魅力的な食料です。それを容易に食べることができる状態にしておくと、人間の居住エリアを「おいしいものに簡単にありつけるエサ場」と認識し、クマが来る原因になってしまいます。また、一度記憶すると、何度も食料を目当てにやってきてしまいます。
食料になるものを置かないことで「ここには食料が無い→来る価値が無い」とクマに認識させ、むやみにクマが来ることを防止することができます。
早朝や夜間の行動は極力避ける
これらの時間帯は、クマが食糧を求めて活発に動く時間帯であり特に注意が必要です。
クマに人間の存在を知らせる
クマの生息域である山林やその付近に立ち入る際は、クマ鈴やラジオなど音が出せるものを携行し、人間の存在を知らせることが大切です。大抵の場合、クマの方から逃げていきます。しかし、中には、人が近づいても逃げないクマもいますので、クマがいることに気が付いたら、決して近づかないようにしましょう。
もしもクマに出会ってしまったら…
クマに背を向けず、ゆっくりと後退して距離とる
クマは走って逃げるものを追いかける習性があるため、決して走らず、クマを見ながらゆっくりと後退するようして距離をとるようにしましょう。
大声を出したり、物を投げつけたりしない
これらの行為は、クマを興奮させかえって危険です。クマを刺激しないよう静かにその場から離れるようにしましょう。
子グマであっても決して近づかない
付近に親グマがいる可能性が非常に高く、子グマを守ろうと襲ってくることがあります。可愛いからと興味本位で近づいたりしないようにしましょう。
万が一クマが襲ってきたら
地面にうずくまり、首の後ろに手を組むなどして、致命傷となる頭部への打撃等を防ぎ、クマが去るのを待ちましょう。
その他
注意喚起のチラシはこちら(自治会や会社・学校などでの周知等に役立ててください)
関連リンク
この記事に関する問い合わせ先
観光経済部環境森林課自然環境係
電話番号:0288-21-5152
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更新日:2024年07月02日