薪・ペレットストーブの適切な使用について
化石燃料を使用しない薪・ペレットストーブは、地球温暖化防止対策として有効ですが、近年、煙、臭いやススの飛散による苦情が、市役所へ寄せられるようになりました。
不完全燃焼時の排ガスやすす、チャー(炭化物)、タール等にはVOC(注釈1)、PM(注釈2)、CO(一酸化炭素)等の有害な成分が多く含まれます。
- (注釈1)VOCとは…揮発性有機化合物の総称。発がん性など人体に有害な影響を及ぼすものもある。
- (注釈2)PMとは…粒子状物質。呼吸器疾患、循環器疾患および肺がんの疾患に関して、一定の影響を与えるとされる。
薪・ペレットストーブの排ガスは室内にも侵入することから、家族の健康を守るためにも良好な燃焼状態を保つようにしましょう。
薪・ペレットストーブを使用する際の留意点
薪・ペレットストーブを使用する皆さんは、次の点に注意して、快適な環境づくりと良好な近隣関係に気を配りましょう。
- 薪が湿っていると、多量の煙やスス、タールの発生原因になります。薪は、十分に乾燥させてください。
- 薪を一度にたくさん入れ過ぎないようにしてください。
- 接着材、塗料を使用したものや、化学処理された木材は、悪臭を発生させる原因となるため使用しないでください。
- 自然木でも種類によって、煙が多く発生することがありますので注意してください。
- 空気量の調整を、よく確認してください(空気の絞りすぎは煙発生の原因となります。)
- 家庭ごみを一緒に焼却しないでください。
- ストーブの保守点検、煙突掃除を定期的に行ってください。
- 住宅密集地に設置する場合は、煙突の位置や出口の高さ等について十分配慮してください。
(注意)煙や臭いが周辺の迷惑になっていないか、常に気配りをお願いします。
この記事に関する問い合わせ先
市民生活部生活安全課生活環境係
電話番号:0288-21-5112
ファクス番号:0288-21-5121
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更新日:2024年02月01日