室町悦江さん(宇都宮市)体験ショップガイド

更新日:2024年08月06日

日光市移住インタビュー

屋外で椅子に座り日光移住インタビューを受けている室町悦江さんの写真

室町悦江さん

  • 家族構成
    2人暮らし(夫婦)
  • 出身地
    栃木県宇都宮市
  • 移住した年
    2018年7月
  • 職業
    アウトドア体験&陶芸・キャンドル体験「One Play-it」スタッフ

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お揃いの濃紺の服を着て日光移住インタビューを受けている室町悦江さんと旦那さんの写真

質問1. 日光に移住することになったきっかけを教えて下さい。

私は結婚を機に日光に移住しました。地元は隣の宇都宮市ですが、登山が好きで日光にも何度も足を運んでいたんです。当時はよく一人で登山をしていたのですが、日光市山岳連盟の山岳会に所属している友人が誘ってくれて、山岳会に入ったんです。主人とはその会で知り合いました。主人は日光生まれ、日光育ちなので、自然と日光に移住する形になりましたが、私としては「日光で暮らせるなんて最高」と思っていましたし、今でもその気持ちは変わらないですよ。

質問2. 引っ越してよかったことはありますか?

それはもう日光の自然が近くにあることです。
私は普段宇都宮市内の病院で看護師として働いている傍ら、主人が経営する体験施設のお手伝いもしているんです。全く正反対だからこそ両立できているのだと思いますが、勤務地の宇都宮から自宅に戻る際に見える日光連山の美しさに毎日癒やされています。またアウトドア体験ツアーに同行した際に触れ合う大自然にも本当に癒やされていて心の安定につながっているように感じています。自宅は日光市の中でも標高の高い霧降地区にあるのですが、早く家に帰りたい!と思える素晴らしい環境で生活ができています。

沢山のキャンドルの前で日光移住インタビューを受けている室町悦江さんの写真

質問3. 今のお住いはどのように探されたのですか?

賃貸では勿体ないと思い住まいを購入することになったのですが、私達は日光市の空き家バンクという制度を活用したんです。(日光市内の空き家や空き店舗の情報を希望者へ紹介する制度) 今の自宅は家探しを始めた時から「この家素敵!」と思っていた物件なんですが、たまたま空き家バンクのホームページを覗いたらその物件が登録されていました。絶対にこの家に住みたいと思っていたのですぐに購入手続きを進めました。登録されている物件も多かったので、家探しをしている人は絶対にチェックしたほうが良いですよ!

質問4. 日光市のオススメのスポットを教えて下さい。

社山から眺める男体山が私の一番のオススメです。
男体山の山裾までがくっきり見えて、中禅寺湖までも眺められる絶景スポットで、よく夫婦で一緒に登っています。あとは、自宅までの帰り道から見える日光連山の眺めも最高ですね。「早く家に帰りたい!」「霧降に戻りたい!」と思わせてくれるくらい毎日見ても飽きないんです。そんな日常の風景が私にとっては贅沢すぎて、これって現実なの?と疑うこともあるくらいなんですよ(笑)
四季がこんなにもはっきりしていて、匂いですら四季を感じさせてくれる日光の自然が大好きです。
 

室町悦江さんの笑顔をアップで写した写真

質問5. 地元の方との関わりはいかがですか?

私は日光市の霧降地区に住んでいるのですが、「霧降を元気にする会」というその名の通り地区の皆の力を合わせて活性化していくことを目的に、植樹やイベントを企画したりしています。日光市のような歴史がある土地って外から来た人をなかなか受け付けないイメージがあったんですけど、とても歓迎してくださって、皆で盛り上げていこうという熱い気持ちを感じています。皆が霧降に愛情を感じているんですよね。
また、自宅の隣に住んでいる奥様とは一緒に食事に行ったりすることもあります。お互いが飼っている猫の話で意気投合したんですけど、私達が今住んでいる家の前オーナーのことも知っていて、私達より私達の家に詳しかったりするので色々相談させてもらっています。
本当に人と人の距離が近いですよね。

質問6. 引っ越してから困ったことや大変だったことは?

引っ越した頃に不便に感じたのは、スーパーが早く閉店したり、ガソリンスタンドが23時で閉店したりするところですかね。コンビニなども周辺にはないので、ちょっとお買い物にというのがなくなりました。その分余計な物を買うことがなくなったのは良いことだと思うんですけどね。今はもう慣れたので、スーパーではまとめ買いをするようにしていますし、ガソリンは残量が少なくなったら給油する癖も付きました。
あと、雪の中での生活に憧れていたので、雪かきや雪下ろしを楽しみにしていました。でも、しっかり雪が降るので、想像以上に大変でした。それも今では冬のイベントとして楽しんでいます。

身振り手振りで日光移住インタビューで話をしている室町悦江さんの写真

質問7. これからの日光市に期待することは?

日光の自然の魅力をもっと発信してもらいたいですね。
社寺を見て回る観光だけでなく【日光でアウトドア】という楽しみ方も広がっていってほしいなと思います。最近はJR・東武日光駅から神橋までの通りに新しい店も増えましたし少しずつ変わってきていると実感しています。アウトドア専門誌で日光の自然が紹介されて訪れる人が増えて来ていますが、日光でアウトドアを楽しむという選択肢がもっともっと一般的になってほしいです。
触れ合い方が変われば見え方も変わってくるものです。日光の自然をただ眺めるだけではなく、山に登ったり、川に飛び込んだり、アイスクライミングで氷の崖をよじ登ったり、季節によって様々な魅力を見せる日光の自然を体全体で感じてほしいですね!

質問8. 最後に移住や引っ越しを検討している方へアドバイスをお願いします。

私は元々日光を知っていたので迷いはなかったですが、移住って本当に決断力が必要ですよね。
移住を考えているのであれば、まずその土地に行って、見て、触れて、聞いて、感じてもらいたいです。やはり現地だからこそわかるその土地の魅力があると思います。
日光市には移住体験の家という、日光での暮らしをお試し体験できる施設があるので、そのような施設を活用してみるのも良いかもしれません。
まずは動き出してみて下さい!きっと移住したからこそ得られる贅沢があるはずですよ。

Private photo

奥に山々と湖が見える社山で旦那さんと記念撮影をしている室町悦江さんの写真

二人でよく行く「社山」での1枚がお気に入りです。
日光を象徴する男体山と中禅寺湖を見下ろす絶景がおススメです。

この記事に関する問い合わせ先

地域振興部地域振興課地域政策係
電話番号:0288-21-5147
ファクス番号:0288-21-5137
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