クリーンセンター

日光市クリーンセンターについて

平成22年7月に完成した日光市クリーンセンターは、日常生活から発生する燃えるごみを循環資源として再利用し、資源循環型社会に貢献する施設となっています。

施設の概要

山中にある大きな施設の航空写真
  • 名称:日光市クリーンセンター
  • 位置:日光市千本木945-1
  • 電話番号:0288-22-7762
  • 敷地面積:約46,800平方メートル
  • 取扱ごみ:燃えるごみ
  • 処理能力:1日当たり135トン(67.5トンが2炉)
  • 搬入受付:月曜日から土曜日の午前9時から午後4時30分まで
  • 休業日:日曜日。年末年始は問合わせてください。

施設の主な特長

燃えるごみの再生利用

ごみを炉内で溶融し、スラグ(無害なガラス質の粒)にします。スラグはJIS(日本工業規格)のA5032規格に適合しており、道路用材料としてアスファルト混合物や路盤材などに利用されます。

余熱の利用

ごみを溶融する際の熱によって発生する蒸気を利用し、発電を行っています。これをごみ発電といいます。発電した電気は施設内で利用し、余剰電力は売電します。

排ガス処理

ごみを溶融する際に発生するばいじん・硫黄酸化物・窒素酸化物・塩化水素・ダイオキシン類などの排ガス基準値を、国で定める基準値よりも厳しく設定しました。また、バグフィルター(ダイオキシン類や有害ガス、重金属類を高効率で除去)や脱硝装置(窒素酸化物をアンモニアと反応させ、窒素と水に分解し無害化)など最新の公害防止装置を備え、公害対策に万全を期しています。

排水対策

施設の機器で利用した排水やトイレ・水道などの生活排水は再利用し、施設外には一切排出しないクローズドシステムを採用した構造になっています。

臭気対策

建物全体を密閉構造とするだけでなく、収集したごみを貯めておくごみピット内の気圧を下げることで、臭気が外に漏れるのを防いでいます。また、ごみピット内の空気を燃焼用の空気として使用し、臭気を高温燃焼させて完全に分解しています。

騒音振動対策

機器類を低騒音・低振動型のものにすることで、適切な防音・振動対策を施しています。また、すべての機器類を屋内に収納し、外部への騒音・振動を遮断しています。

施設見学の案内

クリーンセンターでは、家庭や事業所から出されたごみがどのように処理されているのか理解を深めてもらうため、次のとおり施設見学を行っています。

  • 見学日時:月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く)の執務時間内(午前9時00分から正午及び、午後1時00分から午後4時30分まで)
    見学時間の目安:小学生で自然環境学習を実施する場合は1時間30分、一般の方は1時間
  • 申し込み:事前に日光市資源循環推進課廃棄物施設係へ電話で希望日等の連絡をし、後日申請書を提出する。
  • 申請書は次のいずれかの様式を使用するか、任意の様式に必要事項を記入し提出してください。

なお、業務の都合で見学できない場合がありますのでご了承下さい。

周辺環境モニタリング調査結果

日光市クリーンセンター周辺環境モニタリング調査として、クリーンセンターからの排ガス・騒音・振動・悪臭の測定をしています。排ガスは年2回、その他は年1回測定し、その結果を以下のとおり掲載します。

溶融飛灰等からの放射性物質濃度の測定結果

クリーンセンターでは、ごみを焼却処分によって発生する溶融飛灰・スラグ・排ガスからの放射性物質濃度を測定をしています。測定の結果は栃木県ホームページにて確認できます(令和4年3月測定分まで)。

令和4年4月以降の測定結果は以下の通りです。

クリーンセンターの空間放射線量測定結果

クリーンセンターでは、施設の周辺及びの施設内の空間放射線量を定期的に測定しています。

測定場所

測定結果

過年度分

この記事に関する問い合わせ先

市民生活部資源循環推進課廃棄物施設係
電話番号:0288‐21‐5138
ファクス番号:0288-21-5128
問い合わせフォーム

みなさんの意見を聞かせてください
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?